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「私はズボラ」傷用テープの張り替えが面倒でサボっていたらまさかの事態に! #乳がん絵日記 42

「乳がん絵日記」第42話。2021年に乳がんが発覚し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。浸潤性小葉がんの診断を受け、右胸の全摘と左太ももの自家組織を用いた乳房再建手術をおこなったこほこさん。術後半年が経過しても左太ももの傷が赤いことが気になり、医師に相談すると炎症を抑えるテープを処方してもらえることに。毎日張り替えるように言われたものの、ズボラなこほこさんは……。

この記事の監修者
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医師黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
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こほこさんは右胸の再建時、左太ももの自家組織を採取して乳房の再建をおこないました。術後半年が経過し、しゃがんだりしたときに左太ももの傷が少し引きつれるような感覚があったものの、特に問題はありませんでした。

 

しかし、こほこさんは左太ももの傷が右胸の傷に比べて赤いことが気になっていました。そのことを形成外科の医師に相談したところ、炎症を抑えるテープを処方してもらえることになりました。

 

テープの張り替えが面倒でサボっていたら…

#乳がん絵日記42

 

#乳がん絵日記42

 

この日は、2カ月前に再建した乳房の形を整えるために脂肪注入した部分の経過観察のために形成外科を受診しました。脂肪はそれなりに定着しているとのことで、異常は見つかりませんでした。

 

そのとき、右胸の傷に比べて左太ももの傷の赤みが強いことが気になっていたので、先生に相談してみたところドレニゾンテープという炎症を抑えるテープを処方してくれることに。

 

ドレニゾンテープは半透明のテープで皮膚にぴったりと張り付いて、剥がれにくいテープでした。先生からは「毎日張り替えてください」と言われていたものの、毎日張り替えるのが面倒で……(笑)。

 

基本的にはテープを貼り続けて、たまに張り替えるようになっていました。1カ月たっても変化はなく、またテープを貼り続けて、ときどき張り替えることをしていました。

 

そのうち、貼ったことすら忘れていたのですが、ふと太ももを見たらかぶれて出血してしまっていました!

 

皮膚もテープの形に色素沈着してしまっており……手術をして皮膚の感覚がなくなってしまっていたので、気付いたころにはかぶれが起こっていたのです。

 

その後保湿ローションを処方してもらい、色素沈着してしまった部分の黒ずみは少しずつ薄くなっていっています。

 

 

#乳がん絵日記42

 

私は乳がんの手術で休職することになったとき、所属部署周辺の人にだけ病気のことを伝えていました。

 

術後2カ月で復職し、いろいろ落ち着いて来たので職場でよく話す人たちにも乳がんについて打ち明けることにしました。

 

すると、違う部署に何名か乳がん仲間がいることが判明! 今まで何げなくあいさつしていた人も乳がんだったなんて……自分が乳がんにならなければ知ることもなかっただろうなと思いました。

 

コロナ禍でほとんどリモートワークでの勤務だったのですが、出勤日を合わせて乳がん仲間でランチ会をしました。

 

手術した時期や病院によって治療の進め方が違うことや、先生の対応についてどんなことがあったのか聞くのがとてもおもしろかったです!

 

私が知らないだけでもっと乳がんの患者さんはいるだろうし、珍しいことではないんだと実感しました。

 

 

職場にも数名の乳がん経験者がおり、乳がんは珍しい病気ではないと実感したこほこさん。みんなでお弁当を食べながら乳がんについて語り合ったそうです。こほこさんは自分が乳がんにならなければ、一緒にお弁当を食べた人が乳がんだったなんて知らないままだっただろうなと思ったのだそう。自分が病気になったからこそ気付くことはたくさんありますよね。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターこほこ

    2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。

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