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「ガリガリ痛い!」とにかく痛い! 初めて子宮体がんの検査を受けてみたところ #乳がん絵日記 43

「乳がん絵日記」第43話。2021年に乳がんが発覚し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。浸潤性小葉がんの診断を受け、右胸の全摘と左太ももの自家組織を用いた乳房再建手術をおこなったこほこさん。こほこさんはちょうど1年前の人間ドックで乳がんが見つかり、手術や治療を受けることになりました。そんな人間ドックでこほこさんが涙してしまうほどの事態が発生して……!?

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
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術後半年以上が経過し、こほこさんの右胸の傷は肌になじみつつあったものの、再建用に組織を採取した左太ももの傷は赤みが強いままでした。そこで炎症を抑えるテープを貼って様子を見ることに。毎日の張り替えを推奨されていましたが、ズボラなこほこさんはサボってしまい傷口付近がかぶれてしまう事態に!

 

そんなトラブルがありつつも、人生で2回目となる人間ドックを受けることになりました。前回の人間ドックで乳がんが見つかったこほこさんですが、今度は思わず涙が出てしまう出来事が発生してしまいました。

 

初めての子宮体がん検査は…

#乳がん絵日記43

 

私は、1年前の同じころに受けた人間ドックで乳がんが見つかりました。そこから手術や治療を受け、怒涛の1年を過ごしました。

 

この日は午後から会議があったので、サクッと人間ドックを終わらせて、乳腺外科で経過を見てもらって仕事に行こうと思っていました。

 

胃カメラのとき鎮静剤を使用するとその後1時間は安静にしなきゃいけないとのことだったので、仕事もあるし……と思い、鎮静剤はなしで胃カメラの検査を受けました。

 

すると、ただただきつくてつらい! 涙が止まらず呼吸は荒くなり、最後は茫然自失に……。次回は絶対に鎮静剤を使うと心に決めました。

 

人間ドックを受けた後は3カ月に1回の定期観察のために乳腺外科へ。

 

ここ最近、髪が絡まりやすくなったことや膝関節が痛むことがあったので相談してみたところ、ホルモン療法で使用しているタモキシフェンという薬の影響だろうということでした。

 

他にも子宮に生理痛のような痛みを感じており、それもタモキシフェンの影響かもしれないと言われましたが、婦人科を紹介してもらうことになりました。

 

マンモグラフィーは術後1年の検査でおこなうため、今回は受けずに病院を後にしました。

 

 

#乳がん絵日記43

 

#乳がん絵日記43

 

タモキシフェンとリュープリンによるホルモン療法を始めて9カ月たったころ。子宮のじんわりとした生理痛のような痛みが続いてたので婦人科を受診しました。

 

タモキシフェンは飲み薬で毎日服用する必要がありますが、リュープリンは数週間に1度注射する薬だったのでどれくらいの頻度で注射しているか聞かれました。

 

4週、12週、24週の3種類あり、私は一番薬価が安い24週間継続するものを利用していました。

 

その後、子宮体がんの検査を受けたのですが……子宮頸がんの検査と違ってめちゃくちゃに痛い!!

 

子宮体がんの検査は子宮の中に器具を入れて、子宮内膜の細胞を採取するのですが、ガリガリと細胞を削り取られるのが痛かったです。

 

私は子宮筋腫もあったことから器具が子宮の奥まで入らないということで、奥のほうはMRIを撮って検査することに。

 

結果、白い何かが写ってたのでしばらく様子見することになりました。

 

その3カ月後に再度MRI検査を受けたのですが、とりあえず大丈夫ぽいということで次は半年後に検査するということになり……そうこうしてるうちに数カ月続いてた痛みは治まりました。

 

 

乳がんの判明から1年がたち、人生で2回目となる人間ドックを受けたこほこさん。まさか初めて受けた人間ドックで乳がんが見つかるだなんて思ってもいなかったこほこさんですが、乳がんの経験を経て検査の大切さを感じているようでした。人間ドックや健康診断など、病気を早期発見できるように普段から定期的な検査を受けることはとても大切ですよね。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターこほこ

    2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。

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