ソフロロジーで痛みを緩和できるようになった反面、どのタイミングで病院へ行けばいいのか悩んでしまったオニハハ。さん。自宅に駆けつけてくれたばあちゃんの提案で病院へ連絡し、とりあえず診てもらうことに。ばあちゃんの運転で病院へ向かっていると、陣痛が5分間隔にまで短くなっていき……!?
お尻が押されるこの感じ、まさか…やっぱり!?
助産師さんから陣痛の痛みの加減を聞かれ、「あーまぁ痛いです」と答えたオニハハ。さん。「子宮口は2cmくらいかな。余裕そうだし、明日になりそうだねー」。医師からそう告げられ、オニハハ。さんは来院するのが早かったかなと少し後悔しました。
陣痛室が空いていたため、着替えてそのまま入院することに。そして入院を報告するため、オニハハ。さんはオニチチ。さんへ電話をかけます。
「先生が明日かもって言ってるから、家帰ってばあちゃんとバトンタッチしてあげて」。冷静に答えるオニハハ。さん。電話を終えたあと、さらにお産は進み、陣痛の間隔は3分間隔になっていました。ソフロロジーのおかげで耐えられていたのですが……今までとは異なる強い痛みを感じ始めました。
お尻が押される感覚に覚えがあるオニハハ。さん。しかし、1人目や2人目のときは暴れるくらい痛かったため、それと比較すると自分の感覚に自信を持てませんでした。それでも、念のためにナースコールを押して、子宮口を確認してもらうことに。
「経産婦だし、診てみようか。まだ来てから1時間経ってないからね。まだまだだと思……」。そう言いかけた助産師さんでしたが、診てみると子宮口は全開大! まさかの事態に大慌てで医師を呼びにいくのでした。
陣痛の痛みに耐えられている様子から、自身もまだまだだろうと思っていたのに、実際には病院到着から1時間経たずに子宮口が全開大になり、もう生まれる寸前! 「1人目も2人目も陣痛が痛くて暴れていた」というのが信じられませんね。思考と呼吸法を変えるだけで、誰にでもすぐに実践できるソフロロジー。「陣痛が怖い」「ツラい」と思う人は、一度試してみてもいいかもしれませんね。
※前駆陣痛とは、妊娠後期に起こる不規則な子宮収縮で、お産の始まりに先駆けて起こる陣痛のこと。痛みの強さ、長さ、間隔が不規則で、痛みの感じ方には個人差があります。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子