退職したのに求職活動をしない夫と、勝手に家にくる義母
ある日夫が「会社の業績が悪いから退職する」と急に言い出しました。最初は求職活動をしていたものの、1週間もするとマンガやゲームばかりで、家の中は荒れ放題! 結婚を後悔し始めたころ、私が家に帰ると義母が上がり込んでいました。
私は、非常識でゴミ屋敷のように汚い家に住んでいる義母が苦手。逝去した義父の遺産ももうすぐ使い果たしてしまいそうなのだとか。
「夫にLINEしたら、今求職中で家にいるっていうから遊びに来たのよ。今日の夕食、私も御馳走になっていくからね♪」と言ってくる始末。
「出張中に仕事を探しておく」という約束だったけれど
我慢の限界に達した私は「求職活動をサボっている上に、義母もあんな感じ。もう私、限界だから離婚して」と夫に話しました。慌てた夫は私が明日から1週間出張に行っている間に必ず仕事を見つけると約束。
しかし私が出張から帰ると、私の部屋の前に私の物が入れられた段ボールが山積みになっているではないですか! そして夫が「俺、母さんと住むから。嫌なら出て行け」と……!
この家の名義、誰だと思ってる?
出張中に仕事が見つかった夫は、よく考えてみると仕事が見つかれば生活の心配をしなくていいと思ったよう。義母は家を引き払い、私たちが住む家に越して来ようとしています。
「お前が離婚したいって言うなら、離婚するしかない」と言い放ち、義母は「あなたのベッド、もらってもいいわよね?」と聞いてきます。
そんな二人に一言、「この家の名義、私なんだけど?」。
この家は実は私の父が生前贈与として私にくれたもの。どうやら、結婚後に譲り受けたので離婚しても自分のものになると勘違いしたようです。一気に形勢逆転! 2人に出て行くように言いました。
わがまま放題だった2人の悲惨すぎる末路
義母は、住む家がないことに大慌て! 貯金がない夫は慌てて土下座をしますが、許すはずがありません。私は2人を家から追い出し、これまでの家を売って新しいマンションを購入。1人で悠々自適で幸せな日々を過ごしています。
注)婚姻中に購入した家の場合、離婚の際、家は財産分与の対象となります。離婚時に夫婦どちらの名義であっても、夫婦が話し合って財産分与の方法を決定します。