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「前にも教えたよね!?」大ざっぱな夫に我慢の限界…せめて子育ては夫婦で同じレベルであってほしい!

息子が生まれたころ、夫は激務。朝から夜遅くまで仕事をして、さらに月に何度かは土日も出勤と、とにかく忙しそうでした。平日は私との会話もほぼスマホを通して……という日々が続き、ついに私は疲労とストレスの限界を迎えました。

「前にも教えたよね!?」大ざっぱな夫に我慢の限界…せめて子育ては夫婦で同じレベルであってほしい!

 

 

「前にも教えたよね!?」大ざっぱな夫に我慢の限界…せめて子育ては夫婦で同じレベルであってほしい!

 

だんだん、私だけになっていく育児

産後の里帰りが終わり、自宅アパートでの育児が始まって、日中は私がひとりで息子の面倒を見ていました。仕事が忙しい夫に悪いと思い、夜間授乳もひとりでこなす日々で、孤独感が拭えません。

 

「息子の成長を夫と共有したいのに……」という気持ちが膨れ上がっていきました。

 

大ざっぱな夫にイライラ!

夫は、率先して息子のお世話をしますし、家事についても嫌がらずにおこなってくれます。けれど、どこか大ざっぱなんです。息子がハイハイし始めたころ、口に入れてしまいそうな物を床に置いていて、夫にものすごく怒りました。

 

他にもエアコンの温度設定や着替えの服選びなど、とにかく「もうちょっと気にして!」というところが抜けていて、私はそのたびに夫に教えなければなりませんでした。

 

 

2人で育児がしたいのに…

私は産後3カ月で仕事復帰したのですが、人に教える仕事をしながら、なぜ家でも夫にいろいろ指導しなければならないのか……と思うように。夫は育児において、何かをするごとに「これでいい?」と聞いてくるのです。聞かれることはすべて、前に教えたことばかりで、「いい加減にしてほしい」と怒りが頂点に達した私。

 

「育児に関しては、同じスタートラインに立ったはず。だから、家事にレベルの違いはあっても、せめて育児だけは私と同じ経験値になるようにしてほしい」と話しました。

すると夫は、反省した様子で「意識が足りていなかった。きちんと行動で示す」と、自分なりに育児に関してこまかくメモを取るようになったのです。

 

 

その後、育児メモは息子の成長とともに定期的にアップデートをしながら、夫婦で共有しています。今さらですが、私も言葉で言うだけでなく、見えるもので共有すればよかったな……と思いました。息子が3歳になった今、夫は先回りして息子のことや、家事を進めてくれるように。おかげで、息子は夫と2人で出かけるのがとても好きなようです。これからも夫婦で協力して育児をしたいです。

 

 

作画/キヨ


著者:畑野ナツミ

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