週に2度!義母からの長電話
義母は1週間に2度ほど、私に電話をかけてきます。電話の用件は特になく、いつも近所の人の話や義姉の話などを一方的に話すのです。私は相づちを打つばかり……。気づけば1時間を超える長電話になることもあります。息子は保育園に行っていますが、娘に授乳をしたり、おむつを替えたり、寝かしつけをしたりと、私もしたいことがたくさんあるのに、1時間も拘束されるのは正直つらいところです。しかし、義母は話し相手が欲しいのかな?と気をつかい、長電話にお付き合いしていました。
ところがある日、電話の終わりに夫への伝言を頼まれたので「わかりました。でも夫に直接伝えたほうがいいのではないですか?」と言ったとき、義母がこう言いました。「息子(私の夫)は仕事で忙しいでしょ。だから電話するのも申し訳なくて。あなたは育休中で暇でしょうから、あなたから伝えてちょうだい」。この言葉で私は、義母が育休中は暇だと思っていることを知りました。
その後、義母から電話がかかってきたときは長くなる前に「すみません、娘のミルクの時間なので」など理由を添えて切るようにしたのです。それを何度か続けていくうちに、電話は頻繁にかかってくるものの、義母のほうから「おなか空いて泣いてない?」「そろそろおむつ替える?」など気にしてくれるようになりました。私もそのときに「そうですね! では失礼します!」と電話を切り上げています。
私にとっては育休中は忙しくて当然ですが、義母は仕事をしていない私のことを暇だと思っていることを知り、自分の状況を察してもらうのではなく、言葉で伝えることも必要だと感じました。
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著者:海原えめ
5歳息子と0歳娘を育てるアラフォー母。2児のワンオペ育児に奮闘する毎日。サービス業で働きながら、幼児食インストラクターとして活動している。