陣痛中、尿意がなくても気にしなかった私
陣痛中はこまめにトイレに行くように言われていたにもかかわらず、尿意を感じなかったためその通りにしなかった私。一度、助産師さんにあまりトイレに行っていないことを指摘され導尿されたのですが、それが痛かったので、私は「もう導尿は嫌だ。尿意もないし、トイレなんか行かなくても平気でしょ」と考えていました。
あまりお産が進まないまま夜になってしまい、陣痛促進剤の使用はいったん中止に。陣痛促進剤を止めたあとも尿意はまったくなく、トイレにも行っていませんでしたが、私はそのことを気にしていませんでした。
深夜の赤っ恥体験、そして反省…
深夜、私は下腹部に違和感を覚えました。下腹部を触ってみると、膀胱部分が膨らんでいるような感覚がしたのです。考えてみると、最後に導尿してもらってから8時間近くトイレに行っていませんでした。助産師さんを呼び、そのことを伝えると導尿してくれたのですが、かなりの量がたまっていて非常に恥ずかしい思いをしました。
助産師さんからは「トイレを我慢しているとお産が進みづらくなるよ」と言われてしまい、私は反省。結局、その約4時間後に無事長男を出産しましたが、「トイレのことを意識していればもっとお産が進みやすかったかも」と後悔しました。
出産が近付いてくると尿が出にくくなると聞いたことはありましたが、私の場合は尿意すらまったく感じませんでした。尿意がないことをもっと気にして、導尿を怖がらずに助産師さんに伝えていればよかったと思っています。出産後は問題なく尿意を感じられるようになりました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師 松田玲子
イラスト/ななぎ
著者:香川えりか
4歳と2歳の2児の母。管理栄養士・登録販売者・調剤事務管理士の資格を取得。ドラッグストアで開催されるベビー相談会を担当し、多くのママさんに寄り添ってきた。