赤ちゃんの寝かしつけは、毎回「おっぱい」というご家庭もあるのではないでしょうか。わが家でもいつの間にか習慣になり、本当はやめたいのにやめられない状況に。そもそも夜中の授乳はいつまでおこなうものなのか、今回は夜間授乳で悩んだ点や疑問に感じたことなどをお伝えします。
栄養的には生後7カ月を過ぎたら不要!?
私は完全母乳でした。夜間の授乳は添い乳です。最初は授乳が目的でしたが、いつの間にか授乳=寝かしつけになっていきました。
離乳食が始まり、大半の栄養を食べ物から摂れるようになったころ、「そろそろ夜間授乳は必要ないのでは?」と思うようになりました。母乳外来で聞いたところ、個人の発達にもよりますが、生後7カ月を過ぎたら夜間授乳は不要だと教わりました。
夜間授乳をやめたいのに……
わが子は生後9カ月を過ぎ、離乳食も順調に進んでいます。栄養的に問題がないことを知り、夜間の授乳だけでもやめようと決意!
ところが、最初からはうまくいきません。抱っこをして寝かしつけようとするものの、泣いて暴れます。私も夫も睡眠不足になるため、仕方なく夜間授乳を続けるはめに。結局やめられないまま、1歳を過ぎてしまいました。
夜間の授乳は習慣にするとやめにくい
この体験を通して、夜間授乳は習慣にするとやめにくいことを痛感しました。いくら睡眠不足になろうとも、数日がまんをすればいい話。心を鬼にして夜間授乳をやめるべきだったのかもしれないと感じています。
夜間授乳を卒業したのは、断乳した1歳6カ月ごろ。夜中にたびたび起きていたわが子が、朝まで眠ってくれるようになりました。ようやく夜中に一度も起きなくていい幸せを感じたものです。
夜間授乳がやめられなくて悩んでいるママは多いと思います。夜間だけ授乳をやめるのは難しいものですが、まずは背中をトントンするなど、いろいろな寝かしつけを試してみてもいいかもしれません。
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。