27歳のパニ子は、夫のタカシと2年前に結婚。現在は待望の第一子を妊娠中です。安定期を迎えたら両家の両親にも報告したいと考えています。
そんな幸せな日々の中でも、義母の料理が悩みの種。週に1度、義実家で一緒に食事をするのですが、どうにも義母の料理がパニ子の口に合わないのです。
義母の料理を食べると気持ちが悪くなる
義母が作る料理は、定番料理もなんだか変な味。義父もタカシもおいしそうに食事をしているのに、なぜかパニ子だけが食事中に気分が悪くなってしまうのです。
先日、また義母の手料理を食べて気分が悪くなったパニ子。ふと義母を見るとニヤニヤと笑って、「食事中にお手洗いに行くなんて、マナー違反だけどまぁいいわw」と言ってきます。これを見て、パニ子は義母が自分にだけ嫌がらせをしていることを確信しました。
そこでパニ子はある作戦を思いつきます。
妻の大逆襲!義母の毒牙を暴く
「もうおなかいっぱいで食べきれないの。もし良かったら、私の分も食べてくれない?」とタカシに提案。タカシは快諾し、お皿を交換しようとすると、義母が「ちょ! こ、交換なんてダメ! そんなことしちゃダメよ!」と大慌て!
義母をスルーしたタカシがパニ子の食べ残しを口にすると、表情が一変! 「なんだこれ?!」とあまりのまずさに驚きの声を上げるタカシ。その一部始終を見ていた義父は激怒し、義母に詰め寄りました。
義父が「おい、お前! パニ子さんの料理に一体何を入れたんだ!」と聞くと、「ちょっと悪戯のつもりでスパイスを……」と白状。タカシと義父は憤慨しました。
家族から信用されなくなった義母
それに加えて、「実は今回が初めてじゃないんです……。お義母さんが作ってくださった料理は、いつもこの同じ味ですから」と、パニ子はこれまでの悪行も暴露。
タカシは、「パニ子は妊娠しているのに、おなかの子に何かあったらどうするつもりなんだよ!」と怒りをぶつけます。突然の妊娠報告に義両親は驚くばかり。
タカシとパニ子は「今後、赤ちゃんにも被害があると怖いから会いたくない」という理由で義母と絶縁宣言。義父も「お前のことなど、この先信用できるわけがないだろう! 出ていけ! 離婚だ!」と離婚宣言まで飛び出しました。
因果応報の末路
義父に家から追い出された義母は、離婚することになり、息子とも絶縁。息子夫婦から慰謝料を請求され、借金が膨れ上がり、遠くの離島で住み込みの仕事をしながら借金返済の日々を送ることになったそう。
一方、パニ子は義母と縁を切ったことで、安定した平穏な生活を取り戻しました。義父も悠々自適な一人暮らしを満喫。パニ子も安定期に入り、おなかも大きくなりました。新しい命の誕生を皆が心から楽しみにしています。
家族で食事をしていて、自分だけ味が違うなんて想像しにくいもの。料理に謎のスパイスを入れるなんて、信じられません……! これから生まれてくる赤ちゃんのためにも、義母とは距離を置けて良かったですね。