義実家に到着
夕方に義実家へ着くと義父母が出迎えてくれました。義母は「ゆっくり泊まって休んでいってね」「こっちでできることはするから」と言ってくれて、すぐに夕飯の準備をしてくれたのです。しかしその後、義母に「私たちは先に寝るから、お風呂入ってしまってねー」と言われました。
0歳の娘はまだ立つことができず、普段から一緒にお風呂に入ることは大変なのですが、義実家でも誰の助けもなく私ひとりで子ども2人のお風呂の対応をすることに……。正直、お風呂のお手伝いをお願いしたかったのですが、「先に寝る」と言われたので何も言えませんでした。
翌日、私の熱はまだ下がらず、頭痛も残っている状況でした。義父母は午前中、それぞれの用事があるとのことで出掛けて行きました。義父が帰ってきたころ、義母から「友だちとランチして帰ることになりました。家にあるもの何使ってもいいから適当にお昼ごはん食べてねー」と連絡が……。義父は「僕はお昼ごはん何でもいいからね」と言い、私が作ることが当然のようでした。
結局、義実家の冷蔵庫の中を確認して、何を作るか考え、作り、食べ終わったあとの片付けまですべてすることに……。私は体調万全になるまで義実家で休ませてもらいたかったのですが、まったく休めない環境のため、夕方には帰宅しました。
やさしい言葉をかけてもらい、夕飯を食べさせてもらっただけでもありがたい気持ちはあります。ただ、実際にはゆっくり休ませてもらえたわけではなく、お昼ごはん作りも片付けもつらかったのが正直な気持ちです。これからは私が体調不良のとき、「お風呂に入れるのを手伝ってほしい」など、先に助けてほしいことを伝え、義父母の負担にならない範囲で頼らせてもらおうと思いました。
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イラスト/ふくふく
著者:海原えめ
5歳息子と0歳娘を育てるアラフォー母。2児のワンオペ育児に奮闘する毎日。サービス業で働きながら、幼児食インストラクターとして活動している。