次男・こうたくんはトランポリンで遊んでいて、膝にヒビが入ってしまいました。そのときの検査で、ペルテス病が判明。
突然の診断にショックを受けるかおりさんでしたが、とりあえずインターネットでペルテス病について調べてみることに。
インターネットで病気や病院について検索していると、名医がいるという大学病院を発見。すぐに予約をして、診察を受けることにしました。
うちの子の病気、治るかな…
※激しい運動や高いところから飛び降りるなど、一部運動を控えるよう指示を受ける可能性があります。
名医と言われる医師の診察を受けると、「ペルテス病ですね。背骨も病気かもしれません」と新たに病名を告げられました。
心配、不安、不信感、イライラ……など様々な感情に襲われるかおりさん。親の直感で「この先生は違う、別の病院に行こう」と思い、新たに東京の病院への紹介状を依頼するのでした。
後日、東京の病院で診察を受けた際、背骨の病気について話すと、「問題ないよ」と医師。その医師によると、こうたくんのペルテス病は自然治癒しているため、半年に一度の経過観察で問題ないとのこと。検査結果に安堵したかおりさん一家は笑顔で、病院を後にしました。
多くの病院に通い、不安な毎日を送ったかおりさん一家でしたが、大事に至らず本当によかったです。経過観察ということで、油断はできませんが、1日でも早く日常が戻るといいですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※ペルテス病について
股関節にある大腿骨頭への血行が何らかの原因で途絶され、骨が壊死してしまう病気です。骨の強度が弱くなり、放置すると骨がつぶれて変形してしまう可能性があります。はっきりとした原因はわかっていません。本人の体質も関係していますが、高いところから飛び降りるなど、股関節に負担がかかることが多い活発な男児が発症しやすいとも言われています。走るのが少し遅くなる、夕方になる片足を引きずる、夜になると股関節が痛くなるなどの症状が出ることが多いです。早期発見と治療が重要になるので、痛みなど症状が現れた場合は速やかな整形外科への受診をおすすめします。
<参考>
国立特別支援教育総合研究所/病気の子どもの理解のために
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