長男のかんたくんのペルテス病が判明し、東京の病院で手術を受けました。入院中は従弟のお兄ちゃんが来てくれ、かおりさんのお姉さんが夕飯を届けてくれるなど、家族がかおりさん親子をサポートしてくれました。
また、同室の子どもたちは良い子ばかりで、楽しそうな様子。紙飛行機を作ったり、テレビを観たり仲良くなりました。
とはいえ入院生活は長く、早くてもあと2週間は入院が必要。「はぁ暇だなぁ……」と思うかおりさんの元に、幼稚園のママ友のるみちゃんがお見舞いに来てくれたのです。
気心が知れたるみちゃんの顔を見て、緊張の糸が切れたかおりさんは涙がこぼれるのでした。
想像していなかった!退院後の生活
※先天性奇形
るみちゃんは幼稚園の友だちやママからのお手紙や本など、いろいろな物を持ってきてくれました。友だちの心遣いに「ありがとう!」と感謝の気持ちでいっぱいのかおりさん。
その中には子どもの病気にまつわるマンガが入っており、思わず共感するのでした。手紙を読んだかんたくんも大喜びで、「早くみんなに会いたいなー」と元気を取り戻しました。
しかし、同室のお母さんから「幼稚園に確認した?」と声をかけられたかおりさん。聞いてみると、「幼稚園を断られちゃった。職員が付かないといけないから無理なんだって……」とのこと。幼稚園に戻ることを楽しみにしているかんたくんのためにも、早く問い合わせをしないと……と思ったかおりさんでした。
まさか、幼稚園に戻れないなんて頭になかったかおりさん。同室のお母さんの話はショックかもしれませんが、準備や心構えをする上で聞いておいてよかったですね。幼稚園の友だちのお手紙に、元気づけられたかんたくん。素敵な友だちの元に、1日でも早く戻れることを願うばかりです。
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