※新型コロナウイルス感染症が5類感染症(濃厚接触者として法律に基づく外出自粛は求められない)に移行後のお話です。
玄関に立っていたのはまさかの……
次の日、夫が仕事に向かったあと、突然家のチャイムがピンポーンとなりました。モニターを確認すると、なんと遠方に住んでいるはずの義母の姿が……。義母に万が一うつしてしまったら大変だと焦ってしまった私。義母は私と子ども2人が発熱しているということは夫から伝えられていたようですが、新型コロナウイルス感染症であることは知らなかったそう。結局、私たちの看病をするために、数日滞在してくれることに。
夫を問い詰めると、なんと「助かるだろ、サプライズだよ」と言いました。自分が感染しないか不安な状況で、快く家事を引き受けて看病までしてくれた義母には感謝してもしきれません。夫なりに自分は十分に協力できず申し訳ないからとヘルプのつもりだったのでしょう。しかし、私へ相談もせず、さらに看病を頼む相手の状況も配慮せず、勝手に義母を家に呼ぶことを決めてしまったのは、さすがに戸惑ってしまいました。
病気のときだけではなく、子育てをするときには周りの人の助けを必要とする場面が出てくると思います。その際は、まず夫ときちんと状況を整理し、話し合いをしたうえでどのように周りの方から力を借りるのか決めていきたいと思った出来事でした。
著者:西沢由香/30代女性・主婦。長女と長男を育てる30代の2児の母。医療の仕事をしていたが、第2子を出産し育休中。
イラスト:いずのすずみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています