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「息子が払ってくれるって」嫁を騙し、カード払いさせ続けた義両親→高級レストランで赤っ恥!自業自得の末路

結婚後、義家族との付き合いを大切にしたいと思っていた私は、外食のお誘いにもできるだけ応じてきました。夫は多忙で参加できないことも多く、私ひとりで参加することも。そんなときは決まって義母が、「支払いはよろしくね。息子には許可もらってるから」と言うのです。しかし、ある出来事をきっかけに、その言葉に大きな違和感を抱くようになり……。

外食時はわが家のカードで支払い

義家族は外食の機会が多く、何かと集まって食事をする習慣がありました。私もできる範囲で参加し、夫が仕事で行けないときは私だけ呼び出されることもありました。

 

そのたびに義母から言われていたのが、「息子が今日は行けないから、代わりに食事代を払うって言ってたのよ。支払いお願いね」という言葉。

 

私は夫から何も聞いていませんでしたが、そういうことなら……とわが家のクレジットカードで食事代を支払いました。

 

その後も夫がいない食事では、私が代わりに支払うことが続きました。義両親と義妹の分の飲食費は決して安くはありませんが、「夫なりの親孝行なのかな」と思い、納得することに。

 

 

夫に確認したらウソが発覚!

義家族から外食に呼び出される回数はどんどん増え、支払いも毎回わが家……。次第に、「これって本当に夫の意思なの?」という疑問が大きくなっていきました。

 

ある日、義母から「今夜は外食しましょう! 今日も息子が支払ってくれるって♪」と連絡がありました。

 

私はその場で夫に連絡し、「またお義母さんたちに奢るって言ったの? さすがにわが家の家計も厳しいよ……」と確認すると、「え!? そんなこと一度も言ったことないよ」と驚いた様子で否定されたのです。

 

その瞬間、胸の奥にあった嫌な予感が的中してしまったことに気づきました。もしかすると私は、義家族に都合よく利用されていたのかもしれない――そう思うと、じわじわとショックが押し寄せてきました。

 

私はこれまでの出来事を冷静に夫に説明。外食のたびに「息子が払ってくれると言っていた」と義母から言われ、支払いを任されてきたことを話すと、夫は驚きを隠せない様子でした。

 

そして、「気づかなくてごめん。今後はもう応じなくていいから!」と力強く言ってくれたのです。夫婦で話し合い、義家族とは少し距離を置いて、誘いにはしばらく応じないようにしようと決めました。

 

 

義妹の誕生日にまた呼び出され…

それからしばらくして、義妹の誕生日会を高級レストランで開催するとの連絡が。義母から「息子は来られないだろうから、あなただけでも来て。支払いもお願いね」というメッセージが送られてきたのです。

 

その日は私の実家へ帰省する予定があったので、参加できない旨を伝えたところ、「誕生日なのよ!? あなたはもう嫁入りしたんだから、こちらの行事を優先してちょうだい」と怒りの返信が……。

 

夫に相談すると、「もう返事しなくていい。行かなくて大丈夫」と言われ、それ以上返信するのをやめました。

 

ところが当日、私のスマートフォンに義母から怒りの電話が入りました。

「どうして来ないの!? 支払いどうするのよ!

 

あまりに一方的な言い分に戸惑っていると、隣にいた夫が電話を受け取りました。

「今日は妻の実家にいるって伝えただろ! そもそも俺は支払いするなんて言ったことないし、これ以上、妻を利用するのはやめてくれ。支払いは自分たちでなんとかしてよ!」

 

夫は怒りを込めてそう言うと、そのまま電話を切りました。

 

 

義実家を訪ね、夫が義両親を叱責

数日後、私たちは夫婦で義実家を訪ね、以前から繰り返されてきた外食時の支払い要請について、しっかり話す場を設けました。

 

先日の義妹の誕生日会は、私が行かなかったことで、支払いの場で義家族が慌てる事態になったそう。義父がATMへ走り、どうにか現金を用意して支払ったとのこと。

 

過去の外食について義両親は、「あなたたち夫婦は経済的に余裕があるだろうと思って……」「つい甘えてしまった」と弁解しつつ、夫の同意を得ていなかったことは事実だと認めたのです。

 

夫は毅然とした態度で、「今後は事前に必ず確認を取ってほしいし、勝手に妻に負担をかけるようなことは絶対にやめてくれ」と伝えてくれ、義両親も反省し謝罪してくれたのでした。

 

 

義家族との関係を大切にしたい一心で、これまで私は言われるがままに応じてしまっていました。でも実際には、都合よく扱われていたのだと気づいた今、ようやく自分の気持ちを大切にできるように。これからは、私たち夫婦の気持ちや生活のペースを第一にしながら、必要な距離感でお付き合いしていこうと思っています。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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