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「稼いでないくせに!」と私を罵る夫…→目の前に“私の通帳”を叩きつけた結果、夫が顔面蒼白に!?

私は35歳で、5歳の娘を育てながら、在宅でフルタイムの仕事をしています。もともと専門職として長く働いてきた経験があり、今も在宅でクライアント案件を受けながら、安定した収入を得ています。

ただ、家にいるというだけで、夫には“ラクしている”“パート気分”と思われているようで……。嫌みを言われ続けた日々の果てに、私が出した結論とは――。

「パートは気楽でいいよな」…在宅勤務に理解のない夫

私よりも早く起きる夫は、毎朝のように嫌みを言ってきます。

 

「こっちは深夜まで働いて、朝も5時起きだよ。パートは気楽でいいよな」

 

私がフルタイム勤務であることは何度も話していますが、在宅勤務=パートタイムで気楽な仕事をしていると勘違いしているようです。

 

実際は家事も育児もこなしながら、毎日ギリギリのスケジュールで働いているというのに……。

 

朝から口論するのも嫌なので、私は「頑張ってるね」と返すだけ。でも、心の中では毎朝モヤモヤが積もっていました。

 

娘の言葉で夫婦関係を考え直す​

夫から私への嫌みな態度は日を追うごとにエスカレート。休日の夫は1日中寝ていますが、家事と育児をこなす私を暇人扱いします。

 

ある日、寝起きの娘がトコトコとやってきて、不思議そうにこう言いました。

「パパは、ママのこと好きじゃないの? なんでいつも怒ってるの?」

 

5歳なりに、私たち夫婦の空気を敏感に感じ取っていたのだと思います。

 

夫のことをかばいながらやり過ごしてきたけれど、娘の言葉を聞いて、「もうこのままではいけない」と思い始めました。

 

 

「稼いでないくせに指図するな」その発言に限界を感じた

夫は休みの日もほとんど寝て過ごしていますが、「たまにはパパも一緒に出かけようよ!」と声をかけると、「休日は体を休める日なんだよ! 稼いでもないくせに、俺の行動に口出すな」と、逆ギレ。

 

とはいえ、誘わなければ誘わないで、「俺はお前たちのATMか?」とスネる……。もうどうしていいかわからなくなっていました。

 

私が昼食を用意していると、心配そうな表情で見つめてくる娘。

 

「ママはがんばってるから、私がいいこいいこしてあげる!」

そう言いながら、私の頭をやさしくなでて励ましてくれて、娘のやさしさに救われる思いでした。

 

一方で、夫とはこれ以上は理解し合えないのかもしれないと感じたのでした。

 

夫の思い込みが崩れた瞬間

数日後、いつものように夫が「俺の稼ぎが全部、家族のために消えていく。稼ぐ大変さをお前にもわかってほしいよ」と愚痴をこぼしてきました。私は笑いながら、こう返しました。

 

「そうだよね〜。月50万円稼ぐのって大変だよねぇ」

 

すると夫はキョトンとした顔で、「は? 俺の給料、50万もないけど?」と反応。

 

「私の話だけど?」

 

夫は冗談だと思って笑っていましたが、私は淡々と、私の収入が記載された取引明細や通帳を差し出しました。

 

私が在宅でコツコツ積み上げてきた実績の数々を見た夫は驚き、しばらく言葉を失っていました。

 

 

「じゃあ俺が主夫になる〜」ナメた夫に制裁を!

すると夫は突然、「じゃあ俺が主夫になるよ! 仕事辞めて、家のことやるわ」と言い出しました。

 

これまで娘を公園に連れていったことすらない夫が、家事や育児をこなせるとは到底思えません。私は冷静に言いました。

 

「毎朝6時に起きて、お弁当作って、着替えさせて、連絡帳書いて……保育園の準備って結構大変なんだよ? 電子レンジの使い方も知らない人が、本当にできると思ってるの? 今ちょっとやってみてよ」

 

その瞬間、夫の顔から血の気が引いていくのがわかりました。

 

私はもう限界でした。これまでの暴言や無理解に耐えてきた証として、夫の言動を記録していた音声もあります。私は静かに離婚届を出しました。

 

最初は「離婚なんて冗談だろ」と言っていた夫も、私の本気を感じたのか、次第に態度を変えていきました。

 

財産分与で思惑外れ…後悔する夫と、前を向く私

夫は、私の貯金の半分を手にできると思っていたようですが、それはすべて結婚前の個人資産。共有財産として認められたのは、ごく一部でした。

 

財産を当てにして離婚を認めた夫でしたが、現実を知り、ようやく事の重大さに気づいた様子。しかし、時すでに遅し……。

 

その後、私は娘とふたり、穏やかで自由な毎日を送っています。

 

 

夫からの嫌味に耐えてきた私を、一番そばで見ていたのは、まだ幼い娘でした。娘が私の味方でいてくれたからこそ、一歩を踏み出す勇気が出たのです。娘の存在に改めて感謝しています。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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