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旅行に勝手についてきた義母→マザコン夫「俺たち車で帰るから電車で帰ってきて」すると子どもたちが…

私の家族は夫と双子のアユミ・ツグミの4人。かわいい娘に囲まれて幸せな毎日を送っていたのですが、ひとつだけ大きな悩みを抱えていました。それは近くに住む義母のこと。義父が他界して以来、頻繁に私の家に来るようになり、困っていたのですがーー。

何かしらの理由をつけてわが家に泊まりたがる義母。今日もエアコンの調子が悪いと言い、突然家にやってきたのです。そんな義母に「何泊でも泊まっていくといいよ」と夫。「やさしい息子を持って幸せだわ〜」と義母も満足そうにしています。

迷惑な義母

これが私の頭を悩ませている原因です。義母はいつまでも子離れできないまま、今でも夫を溺愛しているのです。『マーくん』と猫撫で声で呼ぶ義母の声を聞くと吐き気がするほど。

 

「突然泊まりにこられても困る」と夫に言っても「母親が自由に泊まりにきて何が悪い」と主張。それなら事前に知らせてほしいというと「お前に相談したら嫌だって言うだろ?」といい、まったく解決しません。

 

「俺って親孝行な息子だな」と呟くマザコン夫には呆れてしまいます。

 

これって本当に親孝行!?

泊まりにくるたび私に上げ膳据え膳を求める義母。「夕飯の前にお風呂に入りたい」「タオルはふわふわなものを用意しろ」と言ったかと思えば、夕飯の片付けもまだできていないというのに「布団を敷いてくれ」と要求します。

 

どれもこれも夫が義母を家に招いたせいです。それなら……と義母の世話を夫に頼んでも、面倒くさそうにあしらい何もしません。そんな私を見て義母は「あなたマーくんに何でも頼みすぎなんじゃないの? マーくんは外で稼いでいるんだから、あなたが全部やりなさい」とまで言われる始末。

 

その上義母は「子どもたちがうるさいから静かにさせろ」と文句ばかり。普段通り遊んでいるだけなのにそんなことを言われては、アユミとツグミがかわいそうでなりません。

 

いつでも夫は義母優先

決定的な出来事が起きたのは、家族4人でテーマパークに出かけた日。玄関を出ると、義母が待ち構えていました。呼んだのはもちろん夫。これも日常茶飯事です。

 

無理やりついてくるくせに、義母はいつも私に荷物持ちをさせたり、トイレを探して来い、飲み物を買ってこいと言ったりし、コキ使ってくる上に、疲れた! 帰りたい!と、わがままばかり。さすがに今回は帰ってもらおうとしたところ「一緒に行こう!」とアユミとツグミが言ったのでした。

 

しぶしぶ出かけたものの、案の定ぐちぐち文句を言う義母。ついには「疲れたから帰りたい」と言う義母に、夫も「俺と母さんは車で帰るからお前たちは電車で帰ってこい」と言い出して、家族のお出かけは台無しです。

 

呆れてものも言えない私でしたが、子どもたちにポップコーンを買ってきてほしいと頼まれたので、しばし子どもたちを夫に任せ、頭を冷やしがてら買いにいくことにしました。

 

娘たちの逆襲

私が別行動を始めてすぐ、夫と義母にジュースをねだり始めたアユミとツグミ。もちろん夫と義母が売店を探しに出てくれるわけがありません。すると「喉が渇いたよぉ!倒れそうだよぉ!」「バァバが飲み物買ってくれないから熱中症で倒れそう」と騒ぎ出した双子。周りに人が集まってきます。

 

双子はそのまま次々とわがままを言います。痺れを切らした夫が「いい加減にしろ!」と怒鳴ると、アユミは「いつもバァバがママに言ってることと同じことをしただけ。パパはママにやらせるのに、バァバにはやらせないんだね」とピシャリ。

 

「この子たちにいったいどういう教育してるわけ!?」と私への嫌味を言う義母には「それはこっちもね! バァバは自分の息子にどういう教育したわけ!?」とツグミが返します。

 

「親孝行な息子だ! とか言ってるのに、パパはいつもママにばあばのお世話を丸投げして無責任」「いい歳してママにお世話されて、自分で何もできないばあばも情けないね!」双子に痛いところを突かれてぐうの音も出ない夫と義母。それに反し、4人の周りに集まっていたギャラリーは拍手喝采でした。

 

私が戻ってくると、シュンとした夫と義母が立っていました。その後、上機嫌な双子に手を引かれ、テーマパークを楽しんだ私。たくさんの人に囲まれて恥ずかしくなった義母は電車で家に帰り、夫はちょこちょこと後をついて回っていました。

 

 

まだ幼い子どもに指摘されて、やっと自分たちの行いの愚かさに気付いた夫と義母。親子の仲が良いのは悪いことではありませんが、互いに歳を重ねた大人。家庭を持ったなら尚更、振る舞いを正してほしいものですね。

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      子どもがそんなことが言えるなんて、よくできた話だなー(棒)

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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