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「これで堂々と妻と名乗れる♡」既婚者と付き合っていた同僚が結婚!?→私にマウントを取ってくる衝撃の理由とは…

離婚したばかりの私のもとに、同僚から「ついに彼と入籍したの♡」と連絡が。しかし、同僚が付き合っていたのは既婚者のはず。相談という名の惚気話を聞かされるたびに、「遊ばれてるだけだよ」「やめておきなよ」と私はたしなめていたのですが、同僚は念願かなってゴールイン。

そして同僚の結婚相手は衝撃の人物だったのです……。

「いつもありがとうね、私と彼との惚気や痴話喧嘩の話を聞いてくれてw」「これで私たちは遊びじゃなくて本気で愛し合ってたってわかってもらえるわね。堂々と『妻』って名乗れるわ~w」

 

離婚したばかりの私に、マウントを取ってくる同僚。

 

同僚の結婚相手は実は…!?

なんと、同僚の結婚相手は私の元夫だと言うのです。午前休を取って、私の元夫と婚姻届を提出してきたようです。

 

私と元夫は先週離婚したばかり。主な原因は性格の不一致と元夫の浮気。浮気相手にも慰謝料を請求したくて相手が誰なのか問い詰めていたのですが、元夫は口を割らなかったのです。

 

同僚と結婚したことが事実かどうかを確かめるため、私は元夫にメッセージを送りました。すると元夫は……。

 

 

「お前がどんどん劣化するから悪いんだ」「俺も彼女も悪くない。だからお前に慰謝料を請求する権利なんてない!」と斜め上の返答。

 

さらに「お前は早く荷物まとめて家から出てけ」と言い出す始末。自分の非を認めず、すべてを私に責任転嫁してくる元夫の言動に私はため息をつきました。

 

引っ越すのはどっち?

1週間後――。


相変わらず、元夫を奪った同僚からはマウントを取るメッセージが送られてきます。同じ職場ということもあり、関係をこじらせたくない私は適当に相槌を打つ程度で切り上げていましたが……。

 

「そういえば今週末には荷物を運び出してくれるのよね?」「都内で庭つきの一軒家、しかも床は大理石の豪邸に住めるなんて夢みたい……♡」という同僚からのメッセージに私は目を疑いました。

 

「慰謝料は請求するなって言ってたうえに、今度は家まで渡せって言うの?」と尋ねると、「元嫁が調子に乗ってんじゃないわよ!」と逆ギレ。

 

「捨てられた元嫁は極小風呂なしアパートがお似合いよ!」

「これからはこの私が大豪邸で彼と一緒に暮らすんだから♡」

「ここは母の家ですけど?」

「え?

 

 

元夫は同僚にいい顔をしたかったのか、「この家は自分のものだ」と言っていたそうです。しかし、私の母が所有しているのです。私の母はいわゆる大家さんで、他にも物件を所有しています。

 

結婚後、この家の名義を私か元夫に変更しようという話も持ち上がったのですが、元夫が「めんどくさい」と言ったので、母の名義のままになっていたのです。

 

荷物の運び出しは、元夫との思い出の家具家電を処分するためであることも告げると、「嘘でしょ……!あの豪邸に住めないなんて!!」と悔しがる同僚。「念のために確認してみたら?」とだけ言って、私は連絡を切り上げました。

 

略奪婚の末路

1週間後――。

 

元夫は名義変更のことをすっかり忘れていたようで、やはりこの家の名義は私の母になっていました。元夫は「偉そうにするな!元嫁の分際で!」などと、私に暴言を吐いてきましたが、もはや元夫と私は他人。「家をよこせ」と言われても、応じる義理はありません。

 

「どうしてもこの家が欲しいなら、不動産業者を通して買い取って」「相場より少し安い値段で家と土地を売ってあげるわよ?ちょうど2人分の慰謝料と財産分与の合計金額になるように」

 

浮気も離婚も私のせいにして、自分は一切悪くないと言っていた元夫には呆れてしまいます。

 

さらに1週間後――。

 

 

同僚から「あの豪邸を返して!離婚されそうなの!」という連絡が。

 

私が思っていた以上に、元夫はあの家に固執していたようです。今は同僚とともに近くのマンションに住んでいるようですが、「なんでこんな狭い部屋に住まないといけないんだ」と元夫は文句たらたらなのだとか。

 

挙句の果てに、「お前が浮気相手だってバラしたから悪いんだ」「今すぐあの家を取り戻してこないと離婚だ!」と毎日同僚に八つ当たりしているそう。

 

「せっかく本気の愛を実らせて結婚したのに、もう離婚するの?」「相場より低い値段で売ってあげるから、2人で力を合わせてがんばって!」とメッセージを送ると、そこから返信が来ることはありませんでした。

 

その後――。

 

 

私は母と相談し、その豪邸を売却することに。予想より高い値段で、早々に買い手が現れました。もちろん、元夫夫婦ではありません。

 

売却で得た資金を元手に、私と母は郊外に小さな一軒家を建てることにしました。母とともに、自分たちにとって暮らしやすい家を建てるのを今は楽しみにしています。

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