記事サムネイル画像

見下し夫「専業主婦のくせに使えない」→限界を迎えた妻が、義母と組んだ結果!

私は2歳の息子を育てる専業主婦です。毎日家事と育児に追われて、それなりに忙しく過ごしていますが、夫は「手抜きばかりしているぐうたら主婦」などと見下すような発言を言ってきて……。

義両親がマンションに移り住んだため、私たちは空いた家に住まわせてもらえることになりました。引っ越しも無事に完了し、まだ片付けきれていませんでしたが、それまでの手狭なアパートとは違い、息子の足音も気にせず過ごせて本当に快適。そして後日、引っ越しをした家で息子の2歳の誕生日会をすることになりました……。

 

ちゃんと主婦をやれ?!

ある日、夫から夕飯はガッツリ食べたいとリクエストされた私は、からあげを作ることに。すると夫に「冷凍のやつを揚げるだけなんて、手抜きをするな」と言われました。以前は「おいしい」と言ってくれた料理だったので、てっきり好きなのかと思っていましたが、夫としては、一からちゃんとこだわって作ってほしいのだそう。ただ、2歳の息子は目が離せない時期で、料理中でも構わずちょっかいをかけてくるため、私はできるだけ調理時間は短くしたいと思っていました。しかし、それを説明しても「子どもがいるからって楽しすぎ」「言い訳」などと責める夫。

 

さらには「息子の誕生日会では、ちゃんと主婦をやってくれ」と言われ、私は「思わずちゃんとって?」と聞き返してしまいました。夫曰く「いつものような汚い部屋にせず、片付いていない部屋もきちんと掃除しておくように……」ということですが、まだ引っ越して2週間しか経っておらず、子どもの面倒を見ながらだと、そこまで手が行き届かないのが正直なところ。


また私が息子の誕生日にはオードブルを買おうと思っていると話すと、夫は即却下。息子にいつも既製品を食べさせていると思われたくないなら、ちゃんと手作りするように……と言う始末でした。

 

専業主婦をやらせてあげるんだから、しっかりしてもらわないと困ると、最後まで夫の小言は止まることはなく……。

義母が突然やってきた!

息子の誕生日会が終わった数日後。仕事中の夫から「今日は早く帰る」と連絡が。私は「わかった」とすこし雑な返事をしました。なぜなら、息子の誕生日会での夫の失言が許せず、いまだスッキリしない日々を過ごしていたから。毎日私なりにできることは頑張っているのに、夫は義母たちの前で「専業主婦のくせに使えない」と、ひどいことを言ったのです。さらには、料理は手抜きだとか掃除はしないとまで……。

 

夫と険悪な雰囲気になるなか、私のところに義母からメッセージが届きました。そこには「今から家にいってもいい?」という何の用かも見当がつかないメッセージでした。夫は「嫁としての力量が心配になったんじゃないの?」と笑っていましたが、何か理由がありそうだと感じ、義母にとりあえず家に来てもらうことにしました。

 

 

その日の夕方……。夫は、すこし怒った様子で連絡をしてきました。

 

「なんで家に誰もいないの?」「俺の荷物が外に出されてるんだけど……」

 

「お義母さんが捨ててたよ」


「は……?」

 

そのとき私は義母たちと外食中でした。実は、義母たちと外食する前にあることをしてきたのです。私が義母に携帯を渡すと、義母は家事も育児も私に丸投げする夫を叱ってくれ「何も協力しない夫なんか要らない」と私の気持ちを代弁してくれました。さらに、このまま態度を改めないなら、家は私に譲るつもりだとまで。そう、私と義母は、家の鍵も交換して夫を追い出すため荷物も外に出したというわけです。

 

やっと状況を理解したのか、謝罪し、離婚はしたくないと言ってた夫。そこで私は、一旦距離を置き、土日のみわが家に来て、夫に息子や家事をすべてひとりでしてもらうことにしました。

 

ついに土下座で謝罪

その後、夫はウィークリーマンションに住んで、土日だけわが家に通うように。どれくらい持つかと思って様子を見ていたのですが、部屋が散らかり、ごはんを作る余裕がないと連絡が入って、あっという間にギブアップ。夫は土下座で謝罪してきました。


夫の「こんなに育児と家事が大変だとは思っていなかった」という言葉を聞けたので、ちゃんと改心してくれたよう。そして、無事に3人での生活に戻ることができました。その後は、これまでの夫とは別人のように、洗濯物を畳んでくれるようになったり、進んで息子の面倒をみてくれるようになったり……と信じられないくらい助かっています。


私は、専業主婦という立場にすこし負い目を感じていたのかもしれませんが、義母から家族は協力して生活していくものだと教えられ、ハッとしました。これからは夫と対等に向かい合い、きちんと話し合いながら、2人で協力して息子の成長を見守っていきたいと思います。

 

◇ ◇ ◇

 

家事は炊事・洗濯・掃除だけではありません。電気を消す、ベッドを整えるなどの「名もなき家事・育児」というような、名前もつかないほど小さなことでもやらなくてはならない重要な家事・育児が日常にはたくさん存在しています。すぐに終わることでも、重なれば膨大な時間がかかりますし、実際に動いてみないとその大変さがわからないこともありますよね。そのため、今回のママが家族再構築のために提示した「家事・育児を夫にひとりでやらせる」という条件は、パパに家事や育児の大変さを実感してもらういい方法だったのではないでしょうか。ママひとりではなく、パパと2人ですることでかなり負担は減るはず。これからは対等な関係で、夫婦2人で支え合っていってほしいですね。

 

トーク系記事をまとめて読む▶

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    現在ログインしていません。ログインしますか?
    シェアする

    この記事の著者
    著者プロファイル

    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

    読者からの体験談をお届けします。

    同じ著者の連載

    新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!
    15 クリップ
    • コメントがありません

  • 関連記事

    気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    エンタメの新着記事

  • PICKUP

    ベビカレアプリ
    新コーナー!

    ✨今すぐ✨
    チェック →