「母乳育児が軌道に乗るには生後100日かかる」という言葉を聞いたことはありますか?私の場合、その言葉のとおり生後3カ月を過ぎるころに、母乳育児が軌道に乗り始めました。今回は、生後3~4カ月ころのわが子の様子や授乳についてお伝えします。
生後3~4カ月のわが子はこんな様子
生後3~4カ月ごろのわが子は、今までに比べると、生活リズムが整ってきました。日中に起きている時間が長くなったように思います。ただ、日中に思いっきり遊んでくれたら朝までぐっすり眠るかな?と期待していましたが、そうはいきませんでした。1~2時間まとまって眠ってくれたらいいほうです。
同じ月齢の子どもを持つママからは、「寝る前に授乳をすると、夜一度も起きない」という話も。これも赤ちゃんの個性のひとつだと知りました。
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母乳育児が軌道に乗るには100日かかる?
授乳に試行錯誤する日々に、ようやくほっとできる日がやってきました。生後3カ月の母乳外来で、「母乳だけで大丈夫」と言われたときは、うれしくてたまりませんでした。完全母乳を目指していた私にとっては、あきらめなくてよかったと感じた瞬間です。
また、「母乳育児が軌道に乗るには生後100日かかる」という言葉が本当だったと痛感しています。このころの乳首は以前に比べてやわらかく伸び、赤ちゃんが吸いやすそうな状態でした。
体重が増えていれば授乳間隔を調節しても
このころの授乳は、1日に6~8回が目安でしたが、私の場合は1日に10回は授乳していたと思います。さっき授乳をしたところなのに、また赤ちゃんが泣く。母乳が足りていないの?と心配になることも多々ありました。
体重が増えていて、排泄回数や量が極端に減ることがなくても頻繁に泣く場合は、授乳以外の理由を探ることに。助産師さんからは授乳間隔を空けるようアドバイスをいただき、抱っこやおもちゃで気をそらす工夫を試みました。
生後3~4カ月ごろになると、赤ちゃんも自分の適量を飲めるようになるので、飲みむらも目立ってきました。また、好奇心が旺盛になり、授乳の途中で乳首を噛むなどして遊び始めることも。そんなわが子の姿も成長のひとつだと愛らしく感じたものです。(TEXT:ママライター田中由惟)