産後、妊娠前に履いていたパンツが入らなくてショックを受けた私。出産をしたから仕方ないかな。そう諦めつつも、履きたい洋服が大きくなったおしりのせいで入らないとつらいものです。今回は、そんなエピソードを交え、産後にお尻が大きくなる原因などをお伝えします。
とくに2人目出産時に感じたおしりの大きさ
2人目の娘は頭が大きく、出産時に2L近く出血しました。大きく骨盤が開いたからか、1人目の産後よりおしりが大きくなった気もします。いや、気のせいではありません。明らかにサイズアップです。
頭の大きい娘を産んだ理由でおしりが大きくなった。そう思い込んでいたのですが、実際は違いました。産後、通常であれば骨盤は正しい位置に戻ります。しかし姿勢などのくせが原因で、骨盤が歪んでいると、正しく戻らないことを知りました。
骨盤の歪みを戻すことが先決
私の友人が産後の腰痛に悩んでいたため、整体へ通っていました。腰痛の原因は骨盤のゆがみだったそうです。改善していくうちに腰痛が改善され、妊娠前に履いていたスカートやパンツがすっぽり入るようになったとか。
この話を聞いて、出産だけがおしりが大きくなる原因ではないことを知りました。おしりだけではなく全体の体型を戻すためには骨盤矯正が効果的なのかもしれません。
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産後6カ月以内が戻りやすい!
友人から聞いたのが、「産後6カ月以内」がとくに骨盤のゆがみを戻しやすいということです。もちろん産後6カ月以降も改善が可能ですが、できれば戻しやすい時期に行いたいですよね。
今思えば、私もその頃に骨盤の歪みを改善すればよかったと後悔しています。今、私が意識していることは、猫背や足を組むなど歪みの要素を取り除くことです。また、運動不足も大敵。車を使わず自転車で行くなど、体を動かすよう意識しています。
私は現在産後3年が経過していますが、今もなお、妊娠前のパンツは入りません。おしりだけでなく下半身太りにも悩んでいます。骨盤の歪みが体型にもつながるため、決して甘くみてはならない骨盤のゆがみ。産後のみなさんはどうですか?(TEXT:ママライター田中由惟)