私は出産してからすぐに体型は戻ったものの、鏡を見ると何かがおかしい……。「あ!下腹が出ている!」と、下腹の変化に気が付きました。体型がすぐに戻ってしまったことであまり意識を向けていなかった体型ですが、実は体型が変化してしまう大きな要因があったのです。
出産後の抱っこが大きな原因に
みなさんも抱っこした姿勢をぜひ鏡で確認してみてください。抱っこをするときに子どもを安定させようとすると、無意識に骨盤の上に子どものおしりを乗せてバランスを取ろうとするのです。すると、バランスは取れるのですが、骨盤が前に突き出してしまって下腹を前に出している形になります。
この姿勢を毎日のようにしていると、クセづいて抱っこしていないときも骨盤が前に出る形に。こうなったらもうお肉が下腹へとやってきます。
姿勢の変化で体重も変化
姿勢が変化したことで、下腹が前に出てそこに肉がついてしまい、いつしか体重は3㎏増加!食べ過ぎたわけでも、太るようなことをしたわけでもないのに、本気で落ち込みました。
今は姿勢矯正のジムがあるほど、骨盤のズレや姿勢の悪さが重視されています。私も今までクラシックバレエをしてきたので、姿勢の重要性は身に染みて感じています。
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意識して姿勢を戻す努力
この体型と体重の変化にショックを受けた私は、意識して姿勢を戻す努力をしました。いちばん簡単だったのは、出産直後に使っていた「骨盤ベルト」です。意識を下腹・姿勢に向けたことで、まず姿勢が改善しました。
姿勢が戻ったことでじょじょに下腹も出なくなり、出産後増えた3kgの体重減量と、姿勢が良くなったことで2kgの減量に成功しました。
ママになって子どもの世話ばかりになってしまうと、自分のことは二の次になりがち……。でも、出産前の体型に近付こうと意識するだけでも変化が見込めるので、ぜひトライしてみてくださいね。(TEXT:ママライター今井さくら)