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「どちらをお考えですか?」通常学級か特別支援学級か、二者択一を迫られた母は…!? #発達凸凹な息子 9

「長男3歳、『発達障害では?』と言われて」第9話。星河ばよさんの長男・タロくんが3歳だったころのこと。ばよさんは保育園の先生から「療育相談センターに行ってみますか?」と告げられます。保育園でのタロくんは、ほかの園児と同じ行動ができず、自分の興味のあることしかやらない、すぐに自分の世界に浸ってしまい、集中力が続かないというのです。それは暗に、タロくんが発達障害であることを示すような内容でした。

ばよさんはショックを受けますが、保育園の提案を受けてから1カ月が経ち、ついにタロくんを連れて療育センターを訪れます。そして、発達検査の結果は「発達障害の特性をお持ちです」。結果を受け、保育園には加配の先生が配置されることとなり、ばよさん親子は月に1度、療育センターに通い始めます。

その後、タロくんは小学校入学を見据えた療育教室に通うようになりますが、ばよさんは同じ教室に通う子どもたちとタロくんのことを比較してしまい、ひどく落ち込んでしまいます。しかし、それから数カ月後……。療育教室の一環として行われた懇談会に参加したばよさんは、同じ教室に通うママさんたちが抱える悩みを知り、「自分はひとりじゃないんだ」と思うことができたのです。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師松井 潔 先生
小児科 | 神奈川県立こども医療センター 産婦人科

愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等、同総合診療科部長を経て現在、同産婦人科にて非常勤。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
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前向きな気持ちと不安な気持ち、ばよさんは両方を抱えながら、日々を過ごします。

 

そして、大事な約束のあったとある日、タロくんの弟が発熱してしまい……。

 

次男が発熱。でも、市役所に行かなくちゃ…

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「この子は何も変わってない……変わらなきゃいけないのは、私だ……」

 

ばよさんの気持ちは一進一退。同じ療育教室に通うママたちの悩みを知り、一度は「私はひとりじゃない」と思えたのもつかの間、通常学級か、それとも特別支援学級かの選択に、心が揺れ動きます。

 

そして、「ママ、大好き」というタロくんの言葉に、息子が発達障害であることに戸惑い続ける自分を恥じ、責めてしまうのでした。

 

 

ばよさんが向き合うことになった、通常学級か、特別支援学級かという選択。どちらに進むべきなのか提案されることはあるにせよ、文部科学省は「本人・保護者の意見を最大限尊重し」としています。また、通常学級に入学し、途中から特別支援学級に転籍することも、反対に特別支援学級から通常学級に転籍することも可能な様子。一方、なかには特別支援学級のない学区もあるとか……。

 

さまざまなケースがあるだけに、かえって戸惑ってしまいますが、ばよさんの経験が描かれたこのマンガをはじめ、先輩ママやパパたちの経験談がきっと参考になることでしょう。子どもが過ごしやすい環境を第一に考えて、じっくり検討したいものですね。

 

>>次の話

 

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

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      涙でる。こんなに素直に大好きって伝えてくれるの可愛すぎるよ。。職場の言葉は傷つくなぁ。迷惑はかけてるかもしれないけどそんな言い方しなくたって。。
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      なんてかわいい息子さん! うるっとしました。通常学級じゃなくても、こんなかわいいお子さんなら100点ですね!
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      職場の理解がないのは辛い。。タロちゃんここまでお母さんが大好きなこと言葉にできるだけでもすごい!

    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター星河ばよ

    2人の男の子のママ。支援級在籍、発達障害グレーの長男・タロと、甘えん坊の次男・ジロとの日常をイラストで描き、Instagramやブログで公開している。学校を休みたがる長男への接し方を模索中。

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