前向きな気持ちと不安な気持ち、ばよさんは両方を抱えながら、日々を過ごします。
そして、大事な約束のあったとある日、タロくんの弟が発熱してしまい……。
次男が発熱。でも、市役所に行かなくちゃ…
「この子は何も変わってない……変わらなきゃいけないのは、私だ……」。
ばよさんの気持ちは一進一退。同じ療育教室に通うママたちの悩みを知り、一度は「私はひとりじゃない」と思えたのもつかの間、通常学級か、それとも特別支援学級かの選択に、心が揺れ動きます。
そして、「ママ、大好き」というタロくんの言葉に、息子が発達障害であることに戸惑い続ける自分を恥じ、責めてしまうのでした。
ばよさんが向き合うことになった、通常学級か、特別支援学級かという選択。どちらに進むべきなのか提案されることはあるにせよ、文部科学省は「本人・保護者の意見を最大限尊重し」としています。また、通常学級に入学し、途中から特別支援学級に転籍することも、反対に特別支援学級から通常学級に転籍することも可能な様子。一方、なかには特別支援学級のない学区もあるとか……。
さまざまなケースがあるだけに、かえって戸惑ってしまいますが、ばよさんの経験が描かれたこのマンガをはじめ、先輩ママやパパたちの経験談がきっと参考になることでしょう。子どもが過ごしやすい環境を第一に考えて、じっくり検討したいものですね。
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。