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「ごめんなさい…」突然、大声で騒ぐ男の子→見た瞬間、湧き上がった感情に罪悪感を覚え… #発達凸凹な息子 10

「長男3歳、『発達障害では?』と言われて」第10話。星河ばよさんの長男・タロくんが3歳だったころのこと。ばよさんは保育園の先生から「療育相談センターに行ってみますか?」と告げられます。保育園でのタロくんは、ほかの園児と同じ行動ができず、自分の興味のあることしかやらない、すぐに自分の世界に浸ってしまい、集中力が続かないというのです。それは暗に、タロくんが発達障害であることを示すような内容でした。

ばよさんはショックを受けますが、保育園の提案を受けてから1カ月が経ち、ついにタロくんを連れて療育センターを訪れます。そして、発達検査の結果は「発達障害の特性をお持ちです」。結果を受け、保育園には加配の先生が配置されることとなり、ばよさん親子は月に1度、療育センターに通い始めます。

その後、年長さんになったタロくんは小学校入学を見据えた療育教室に通うことになりますが、卒園を数カ月後に控えた夏のこと、教育委員会との就学に関する面談が行われます。「通常学級でも大丈夫でしょう」と言われることを期待していたばよさんでしたが、その言葉はもらえず、特別支援学級の見学を提案されます。それでもばよさんは通常学級への入学を諦めきれず、息子の発達障害を受け入れられない自分を恥じ、責めてしまうのです。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師松井 潔 先生
小児科 | 神奈川県立こども医療センター 産婦人科

愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等、同総合診療科部長を経て現在、同産婦人科にて非常勤。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
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どんなに悩んでいても、時間は進んでいきます。そして、ばよさんは夏のある日、家族一緒にとある場所を訪れます。

 

小学校入学は、すぐそこまで迫っているんだ…

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以前、おこなわれた教育委員会との面談を経て、特別支援学級の見学に訪れたばよさん夫婦。しかし、支援学級の先生の態度に困惑し、通常学級か、それとも特別支援学級かの選択に、より深く悩んでしまうのでした。

 

 

特別支援学級の見学に訪れたばよさん夫婦ですが、特別支援学級だけでなく、通常学級の見学も可能なようです。障害のある子どもの就学先を検討するための学校見学は、文部科学省も「学校見学や体験入学の機会を活用した保護者への情報提供や面談等」というように位置づけています。学校見学は、保護者が情報を知るための重要な手段なのです。

 

学校の先生も十人十色のため、ばよさんのように悩みを深めてしまうこともあるかもしれません。ただ、見学は学級の雰囲気を実際に体感できる機会。

 

先輩ママやパパの経験談を見てみると、なかには子どもが実際に授業に参加したり、より就学時のイメージを膨らませるため、学区外を含めた複数の特別支援学級を見学したりした人もいる様子。やはり何事も、百聞は一見にしかず、なのかもしれません。

 

>>次の話

 

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

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      ええ。私も気にしますね、これは。子供には優しい先生なのかなあ? 不安しかない
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      他の人には気にしないで、って思えるけど 自分は気にしちゃうってすごく分かるなぁ...。話ちょっと違うけど電車とかの大泣きもそうだよね( ; ; )遭遇する分には「あるある。そんなお母さん謝らないで」… もっと見る
      他の人には気にしないで、って思えるけど 自分は気にしちゃうってすごく分かるなぁ...。話ちょっと違うけど電車とかの大泣きもそうだよね( ; ; )遭遇する分には「あるある。そんなお母さん謝らないで」ってなるけど自分の子が大泣きしたらめちゃくちゃ宥めるし泣き止まなそうならすぐ電車降りちゃう
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      色々気にしちゃうお母さんなんですね。

    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター星河ばよ

    2人の男の子のママ。支援級在籍、発達障害グレーの長男・タロと、甘えん坊の次男・ジロとの日常をイラストで描き、Instagramやブログで公開している。学校を休みたがる長男への接し方を模索中。

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