実は、お誘いの目的は
次女は小学校に入学すると、私が仕事をしているため学童に通っています。そこで顔見知りになった同学年の男の子のママは、明るくて気さくにあいさつをしてくれます。町内の子ども会も同じで、イベントで話をするようになり、話の流れでLINEを交換することになりました。
ある日、仕事中にそのママから着信があり、仕事が終わってからかけ直すと、「会って話したいので、今度うちにお茶しに遊びに来てください!」ということでした。「仕事をしているのでなかなか時間がなくて……」と断りましたが、数日後またLINEが……。
かけ直せずにいたところ、ちょうど学童のお迎えのときにそのママにバッタリ会ったので「何の用事でしたか?」と聞いてみました。すると……。
そのママは「実はすごくいい洗顔があって、ぜひ試していただきたくて」と答えたのです。その商品名を聞くと、一度使ったこともあり、販売方法やシステムも知っていたので「使ったことあるので〜」とやんわりお断りしました。
その後も続いたお誘いに私は……
それからも「私の練習台になってください」、「今度ホームパーティーをするので来てください」と連絡がありました。ある日、子ども会の会長と話すキッカケがあったのでこのことを相談すると、「みんな声かけられていますよ! ハッキリと断ったほうがいいかもですね!」とのアドバイス。そこでLINEでていねいにハッキリお断りすることに。すると、それからは連絡が来なくなりました。
なかなかママ友のお誘いを断るのは勇気のいることですが、行く気のないお誘いを曖昧に断っていては伝わらないのだと感じました。もうお誘いはありませんが、会えばこれまで通りあいさつできるのでよかったと思います。
著者:松田みさと/40代女性・ライター。2004年生まれの長男、2007年生まれの長女、2015年生まれの次女、長男とは15歳差の2019年生まれの次男の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠や出産、子育てに関する体験談を中心に執筆している。
イラスト:ぽん子
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています