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「もしかして私のことを言ってる?」人の目が気になり疑心暗鬼になる私を救ったのはなんと…!

なんだか自分のことを言われている気がする、周りに合わせなきゃ浮いちゃう。いつの間にかそんな考えに取りつかれ、ちょっとしたことで傷ついている自分がいます。自分らしさを取り戻してもっとラクに生きていきたい、そんな私を救ってくれたものがありました。

 

周りのことがやたらと気になるように

子どものころの私は、そこまで人目を気にするタイプではありませんでした。しかし、就学して学校の中で共同生活を送るようになり、なんとなく女子の目が気になるようになりました。

 

その最たるものは22歳で就職してからの更衣室での出来事でした。更衣室で一緒になった同期と「今日、どこに飲みに行く?」という内容の会話をしながら着替えていたのですが、それを誰かに聞かれていたのでしょう。私が毎晩飲み歩いている、遊んでいる! といううわさ話が流れたのです。そのことを聞いたとき、とても怖くなりました。このときのことは20年たった今でも忘れられません。           

 

誰かがうわさしているかもしれない…

噂話が飛び交うイメージ

 

そこから私は異様に用心深くなり、外で話すときは声を潜めたり、筆談をしたりと周りの目とうわさ話を気にするようになりました。

 

その後、30歳目前で結婚して母になり保育所に子どもを預けるようになっても、私は変わりませんでした。他のお母さんたちとすぐに打ち解けることができず、何かうわさをされているのではと心配は尽きません。わが子がお友だちとトラブルを起こすたびに、内心ヒヤヒヤが止まりませんでした。

 

子どもにも「周りに合わせて浮かないように」という考えを押し付けるようになり、母として反省する日々。それでも他のお母さんたちの井戸端会議に出くわすと「私のことを悪く言っているのでは?」と疑心暗鬼に陥ることもしばしばありました。

 

 

暗い気持ちの私を救ってくれたのは

カーテンの隙間を見る女性のイメージ

 

40〜43歳あたりのことを振り返ると、ちょっとしたことでイライラしたり、怒った後にひどく落ち込んだりしがちでした。今思うと、それはプレ更年期だったかもしれません。そんな気持ちの私の毎日をラクにしてくれたのは、なんと「新型コロナ」だったのです。

 

新型コロナウイルスによりすべての行事がなくなり、人と会う機会もほぼなくなりました。すると自然と家族と向き合う時間が増えましたし、何より人と会わないので人目が気にならなくなったのです。

 

子どもの良いところもたくさん見ることができました。私自身は、映画や音楽を十分に堪能し、心が豊かになった気がしました。外に出ず、人に会わないことがかえって気分転換になったのです。そして「人に会いたいな」という気持ちに変化していきました。

 

まとめ

45歳になった今もいまだに人目は気になりますし、うわさ話はやっぱり怖いです。でも前よりラクな気持ちでいられるようになったのは、どんなに落ち込んでもフッとラクになる日が来ることを身をもって知ることができたからです。落ち込むときはとことん落ち込んで、映画や音楽で自分のご機嫌を取る。そんなふうに心に逃げ道を作って、毎日を過ごそうと思います。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

イラスト/おみき

 

 

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著者:所 とうこ

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