コロナ禍に結婚が決まり…
私たち夫婦は目立ことが好きではなく、コロナ禍だったこともあり親族のみで家族挙式をあげるか、2人だけでフォトウェディングにするか悩んでいました。お互いの家族にそのことを伝えると、県外に住んでいる夫の親族から、コロナ禍での長距離移動は控えたいとのことで参列は難しいと言われました。
そこで、挙式をあげるなら県内に住む私の家族だけが参列することにになりそうだと、私の両親に伝えると母から信じられないひと言が返ってきたのです。
母のひと言にショックを受けた私
タイミングが悪かったのか、機嫌が悪かったのかもしれません。母は私の相談に対し、「あんたの結婚式なんてどうでもいいわ。勝手にして」と言いました。
これまで母娘関係は良好だったので、なぜ母が冷たく突き放すような言葉を放つのか理解できませんでした。その後も母の態度は変わらずでショックを受けた私。
とはいえ、結婚式を先延ばしにする余裕もなく、私たちは2人だけでフォトウエディングをあげることに決めました。母の言葉はずっと心に引っかかっていましたが、気まずくて私から母に連絡することはありませんでした。
父のひと言で状況が一変
ある日、用事があり実家に立ち寄った私。ちょうど母は出かけており、父だけがいました。父にはフォトウェディングをあげる予定だと報告すると、「じゃあパパも参加する」と言います。
「え、参列したいの?」と私が確認すると、「花嫁と一緒にバージンロードを歩くのが夢だったから」と言う父。帰宅後、夫に父の意向を話すと「それなら家族挙式に変更しよう」と言ってくれました。
普段は、母の意見を一番に優先する父。もっと早くに「参列したい」と言ってくれたらよかったのに、という気持ちもありましたが、このときの私は父の言葉がとてもうれしかったです。その後、家族挙式の準備を進めるなかで、母に報告しないわけにもいかないので、「お父さんが参列したいって言ってくれたから、家族挙式をあげることにした」と伝えました。
一瞬驚いていた母でしたが、「この間はごめんね。私もあなたの晴れ姿が見たいわ」と言ってくれたのです。結婚式当日、私のウェディングドレス姿を見た両親は、とても喜んでくれました。
母がなぜあのような態度をとったのか、最初はわかりませんでしたが、もしかしたら寂しかったのかもしれません。母にとって、私は家族のなかで一番の話し相手でした。頼りにされていたという自覚もあります。そんな娘が付き合って間もない人と突然結婚すると聞いて、母は気持ちの整理がつかなかったのだろうと今は思います。と思います。とはいえ、私の気持ちも考えてほしかったです。けれど、父のおかげで無事挙式をあげることもでき、両親が喜ぶ姿を見られたので「終わり良ければすべて良し」と感じています。
著者/たちばなあおい
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