憧れの保育園での現実
入園申請を提出してしばらくして、長男を連れて保育園の近所にある公園へ行くと、お遊戯の練習をしているところに遭遇。
すると、先生がとてもスパルタで指導しているではありませんか……! できない子はお遊戯から強制的に外され、「なんでできないかわかる!? 遅いんだよ!!」とお説教。子どもたちの活発な様子から、のびのびとした指導で個性を伸ばしていると思い込んでいたのでビックリしました。
あ然としたのと同時に「ここには入れられない!」と思い、急いで市役所に申請の変更の電話をしようと家へ帰りました。
帰宅すると、まさかのタイミングで市役所から入園に関する通知が届いていました。待機児童ゼロの地域なので、恐る恐る入園先を確認すると……!
第1候補にしていた例の保育園は落選! 第2候補の車で5分ほどの距離にある別の保育園に決定していました。ホッとしたのと同時に、ほかの園児のことを考えると複雑な気持ちに。
申請前に何度も保育園へ通って「ここ!」と決めていただけに、偶然見かけた先生たちの対応にショックを受けました。
たまに見かける子どもたちは先生の指導に怯えていたのかもしれません。
保育園の見学をする際はパッと見た雰囲気で決めるのではなく、実際どんなふうに保育しているのかや、通っている子どもたちの行動をよく見ることが大切だなと思った出来事でした。
著者:ひむかいあかね/女性・会社員。発達障害の小学校1年生男子と年中女子の2児の母。車関係の仕事。
イラスト:ふくふく
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています