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「性欲が強い夫を持った妻の定め?」求められるうれしさと伝わらない悲しさ【体験談】

夫と付き合っている当初から、営みの回数は多いほうでした。いずれ飽きるだろうと思いながら、いまだに衰えない夫の性欲に、うれしいような面倒くさいような、複雑な感情を抱いています。年齢を重ねても尽きることのない性欲は、一体どこからくるのでしょうか。   

 

求められるのはうれしいけれど

夫と付き合っているころから、1度のデートで複数回するのは当たり前でした。1度で済んだことなどなく、隙あらば……というほどです。私も若かったので、毎回夫に付き合って楽しんでいました。

 

ところが、子どもが生まれて、私が疲れ果てているときにも求められ続けました。さすがに断っていたのですが、夫の性欲は衰えることを知りません。「浮気をしないだけマシかもしれない」と、そう思い込むようにしてきました。

 

気持ちと体が追いつかないことも

一番嫌なのは、こちらがやる気がないときに求められることです。性急過ぎて体が追いつかず、準備をしないまま挿入されることもありました。痛みがあってもやめてくれず、自分はなんでこんなことをしているんだろうと考えることもありました。

 

相手が断ってもやめない、嫌がってもわかってくれないというのは、とても悲しいです。相手本意の行為がしばらく続いたときには、離婚を切り出したこともありました。しかし夫は「嫌がっている演技」「夫婦の駆け引き」だと思っていたようです。この回答には、さすがにあきれてしまいました。

 

 

体調が悪くてもしたがる夫  

生理や体調が悪いときには、私が「お手伝い」をする形で我慢してもらっています。最近では夫のほうが不調になってきたので、少しラクになってきました。回数も多くはないので、なんとかこなせています。

 

夫が性的に落ち着いてきたことで、私にも少し余裕ができてきたのだと思います。毎回ではありませんが、気分が乗れば若いころのように楽しむこともできるようになりました。悲しい時間も過ごしましたが、やはり「似たもの夫婦なのだろうか」と思うことも。ただ純粋にスキンシップが好きなので、それが相手にも伝わればいいなと思うようになりました。

 

まとめ

ストレートに求められることは、正直、女としてはうれしいと感じます。しかし、体調や心理的なことでしたくないときは苦行でした。どちらが良いとも言い切れませんが、性欲が強めの夫を持った定めだと思って過ごしています。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

文/高橋 明美

イラスト/村澤綾香

 

 

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