ママ友の自慢は、ご主人。出世が早く、お給料も高い優秀な人と聞きました。その上顔も性格も良いので、モテて困ると心配してみせるママ友。そして最終的には、そんなご主人に選ばれた自分をみんなが褒めそやすよう仕向けるのです。
突然ママ友が冷たくなって…
先日、子どもたちの学校で授業参観がありました。家族についての作文を読んだのですが、うちの息子が発表した内容を聞いたママ友は態度を急変。内容は、夫が毎日家にいて、息子と遊んでくれるという話だったのですが、それを聞いたママ友はうちの夫が無職だと勘違いしたのです。
わが家を貧乏一家だと思い、優秀な自分の家族にはそんな家族と関わらせたくないと思ったママ友。そこでママ友は息子さんに「口を利かないように」と言ったそう。無視されて帰ってきたうちの息子は、とても悲しそうでした。
親の都合で子どもたちの仲を裂くなんてことは、許されないと思った私は抗議。自分のことならまだしも、夫や息子など大切な家族のことをとやかくいわれる筋合いはなく、私はもうこちらから連絡はしない、関わりを持たないと宣言しました。
衝撃の真実
数日後、ママ友はご主人から優秀な人物がいると聞いて、自分が底辺家族呼ばわりする私たち一家を思い出して連絡をしたそう。
「息子の友だちに無職の貧乏一家がいたから、縁切ったわ」
彼女がその話を始めると、ご主人から返事が。
「お前今すぐ俺の会社に謝罪しに来い」
「え、あなたどうしたの?」
ママ友の夫は大きなプロジェクトに参加しているようだったのですが、実はそのプロジェクトの重要メンバーがうちの夫だったのです。
なんで上から目線?
その日たまたま夫がママ友のご主人の会社に出向いていたため、ママ友は慌てて会社まで駆けつけたと言います。しかし家族をバカにされたと知った夫は、私が許さない限り自分も許さないと言ったそうです。
ただ、彼女はこんな状況になってもまともに謝ってきませんでした。「私とあなたの仲だから水に流してくれ」「うちの息子と遊ぶことも許してあげる」など、上から目線な発言ばかり。挙げ句の果てには「自分のほうが年上なのに敬えないのか」「許せないのか」と言ってくる始末で、結局私は彼女のことをいまだ許していません。
夫は大人ですから、ビジネスにプライベートは持ち込まず、今もママ友のご主人とは一緒に仕事をしています。息子はママ友の息子から心からの謝罪を受け、ずっと仲良くしているそうで、親としてホッとしているところです。
とはいえ、彼女のしていたことはあまりにもひどいと思い、謝罪の件などありのままをご主人にお伝えしたところ、今までのことも鑑み別居しているそうです。
親といえども子どもたちの交友関係に亀裂をいれるような行為は許されたことではありません。そんな行動を取られては、抗議をするのは当たり前ですよね。最後まで見下す言動を続け、謝らなかったママ友ですが、夫と別居をしている今、今回のことを反省し、自分の言動を省みてほしいですね。