聞いたことのない病名に驚き
念のため、かかりつけの小児科の先生に診察してもらったところ、すぐに大学病院で診てもらうように言われました。大学病院に連れて行ったところ、先生から聞いたことがない病名、「二分脊椎」だと言われました。手術が必要とのことで、1カ月後に手術をしました。脊椎まで穴が続いていたら今後歩行に問題が生じるとのことだったのですが、幸い大丈夫で穴を閉じてもらいました。ただの穴だと思って見過ごさず、病院へ行き本当によかったです。
ベビーカレンダーで監修をしてくださっている小児科医の三石知左子先生曰く、二分脊椎症には、神経の組織が皮膚から露出している「開放性二分脊椎」と、皮膚に覆われて表面から背骨の異常が見えない「潜在性二分脊椎」の2つあるそうです。二分脊椎症の症状には、下肢の運動機能障害や膀胱直腸機能障害などが見られ手術が必要となるため正確な診断が必要だと言います。
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おしりの近くに小さな穴があったことで今回は発見することができました。しかし、小さな穴だけでなく特徴は人それぞれで見た目ではわかりにくいかもしれません。何か違うと思うことや不安なことがあったら、迷わず受診することをおすすめします。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
作画/まげよ
著者:さくら みお
40代、娘を育てるシングルマザー。歯科医院で働いている。