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【体験談】息子は自閉症。前向きな気持ちで向き合えるようになったワケ

息子に「自閉症」の診断がついた当時、リハビリや小児科のスタッフの方が息子のことを親身に考えてくれて、少しずつ診断を受け入れていくことができました。ただ、いまだに、息子の将来への不安は尽きません。でも、夫の息子への愛情の深さや、息子に親身になってくれる方々に支えられながら、今は前向きな気持ちで「自閉症」と向き合っています。

 

息子が「自閉症」と診断されてからの約1カ月間、ママである私は息子の診断を受け入れられず、息子の将来に不安を抱えていました。今回は同じ不安を抱えている方に向けて、その当時の状況や気持ちを、順を追ってご紹介していきたいと思います。

 

受け入れられなかった「自閉症」の診断

診断がついた当時、私は息子が自閉症だということを受け入れきれないでいました。少し変わっているところはあったけれど、それも息子の個性なのではないか?とさえ思っていました。

 

いろいろと調べてみても、息子に当てはまる症状もあれば、当てはまらない症状もたくさんあったんです。でも、半信半疑のままリハビリや小児科に通院していると、息子のことに親身になってくれる先生方に出会い、少しずつ自閉症という診断を受け入れられるようになっていきました。

 

息子の将来はどうなるのか?

診断を受け入れてからも悩みは尽きません。まず、進学は一般の幼稚園や小学校に入れるのか、それとも障害者用の支援施設に入るのかということ。そしていちばんは、息子が将来大人になったときに、自分の力でお金を稼ぎ、生活していけるのかということでした。

 

当時の私は、自閉症に関してほとんど無知な状態でした。インターネットで「自閉症」と検索しても、出てくる情報は十人十色で個人差が大きく、今後、二次障害を併発する可能性もあるとのことで、先行きが見えませんでした。

 

夫の存在の大きさと息子への愛情

私は息子のことで悩み、息子の将来を考えるたびに落ち込み、涙していました。そんなとき、夫が「こんなにかわいい自閉症の子はほかにいないぞ。先のことは誰にもわからないけれど、自分は全力で息子をサポートしていく。息子がかわいいことにはかわりがないんだから」と言ってくれました。

 

息子を溺愛している夫も、人一倍ショックだったに違いありませんが、このひと言を聞いてからは私も落ち込むことはなくなり、ママとして少し強くなれた気がしています。

 

 

息子の診断のことで、まわりの人のありがたさや、家族の大切さに改めて気付くことができました。息子が大きくなるまで先のことはわかりませんが、たとえ自閉症でも私たち家族は前向きに今を楽しみながら生活しています。(TEXT:ママライター前田奈々)

 

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