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「良いことありましたぁ?」職場の同僚に妊娠を報告⇒「私に言う!?」返答に困る発言を連発されて…

私は現在、ママライターとして自宅で執筆業をしています。この働き方を選んだ理由は、出産前まで勤務していた会社が慢性的に忙しく、その殺伐とした環境に耐えられなかったから。職場で妊娠を伝えたときも、微妙な空気になってしまい……。

「良いことありましたぁ?」職場の同僚に妊娠を報告⇒「私に言う!?」返答に困る発言を連発されて…

 

 

「良いことありましたぁ?」職場の同僚に妊娠を報告⇒「私に言う!?」返答に困る発言を連発されて…

 

年上女性はよく気づく

私は長らく不妊治療をしており、そのことを職場でオープンにしていました。晴れて妊娠し、職場で飲むお茶をカフェインレスにし始めたころ、年上の女性社員が尋ねてきたのです。

 

「もしかして、良いことありました?」。女性同士の会話なので、妊娠のことを聞かれているのだとわかり、正直に伝えることにしました。

 

仕事が増えるのは困る

「喜ばしいことだけど……戻ってきますよね?」。女性社員は妊娠を祝福してくれたものの、人が減るのはごめんといった表情。私は言いにくさを感じながらも、退職の意向を打ち明けました。

 

すると女性社員は「○○さん(私)の分の仕事、誰がするんですか?」と迷惑そう。私は、「今までも誰かが産休に入れば他の社員でカバーしてきたのだし、私1人辞めても会社は回りますよ」と作り笑いしました。

 

それでも女性社員は、語気を弱めずに「でも、残された人は大変になるじゃないですか」と言ったのです。

 

 

嫌われて当然と思うことに

私はその言葉を聞いて何も言えなくなり、やっぱりこの会社にはいられないと内心思いました。この女性社員に限らず、常に多忙なため気持ちに余裕がない人が多い職場だったのです。

 

とはいえ、私が辞めてしまうことで、他の社員の負担が増えてしまうのは事実。申し訳なさもあり、反感を買うのは仕方ないと思いながら、気まずい関係のまま数カ月を過ごし、出産予定日の1カ月半前に退職しました。

 

 

この会社にも本当は、私の考えに共感してくれる人がいたのかもしれません。しかし、そんな人情味を感じられない雰囲気というのは、なかなかにつらいもの。“逃げの退職” だったかもしれませんが、この決断に後悔はしていません。

 

 


著者:原 かすみ

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    マンガ家・イラストレーターうちここ

    年子男児を育てる2児の母。家族で過ごす日常や思い出をInstagram(@uchikoko20)やブログ「うちここ日記」で描いてます。

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