派手な装飾はNGなのに…

職場には30歳くらいのパートさんがいるのですが、いつも髪飾りにお寿司や目玉焼きのピン、恐竜のピアスなどをしています。私の職場は華美な装飾は禁じられているので、私がそれとなく注意したところ、「無理です」というひと言だけ返ってきました。改善する気もなさそうでした。
また、名札にも何も付けてはいけないルールなのですが、その女性は小さなぬいぐるみのようなものを付けていたので、私が注意すると「それもできません」と言われました。
それでも、きちんと仕事をしてくれればよいのですが、暇さえあればスタッフと話をしてばかりなので、こちらとしては、戦力としては頼りにならないと感じています。店長もクビにしたいというレベルなのですが、数年前に雇用契約が無期限となったため、それもできず困っています。
正直、その女性は仕事をナメているなと思いました。今の店長はやさしく、やんわりとしか注意しません。ただ、時給改定でそのスタッフと同じ時給にされたパートさんは、一生懸命頑張ってもそのスタッフと同じ時給になることにとても不満を抱いていました。
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その女性は難しい性格なので、私も含め他のスタッフが厳しく注意することはないのですが、実力があってもなくても同じ時給にされてしまうパートさんが、ただ気の毒だなと感じました。
著者:大木もも子/40代女性・会社員
ピリピリモードの上司に振り回され退職

私が在籍していた職場では、休み明けの月曜日が特に仕事量がたくさんあります。さばかなくてはいけない資料がたくさんあり、電話もかかってきます。トラブルも起きれば、A上司に相談しなくてはならないことも出てきます。
自分自身で解決できる仕事ならいいのですが、A上司に相談しなくてはいけない案件は悩まされます。A上司にお伺いを立てないといけないからです。特に忙しくなる月曜日は、A上司は常にイライラして言葉使いも粗々しくなり、態度も忙しいモード全開……。誰も近寄らせない雰囲気を作っているのです。
ミーティングでは、「何でも相談してください」「協力していこう」「自分だけでできることを増やそう」など、聞こえが良い言葉ばかりを並べています。それでも職場の皆は、仕事だからと頑張っていました。
ところがある日、スタッフの1人が出勤してきませんでした。なんと、突然退職すると言うのです。皆、驚いていましたが、それから定期的に1人、また1人と退職していきました。私は、A上司から気に入られていましたが、実は辞めた人からは「A上司はいじめのような仕事をしている」という理由で退職すると聞いていたのです。
私もA上司の振る舞い方を良くは思ってなかったのですが、かわいがっていた若手をそのような目に遭わせていたことを知り、もちろん良い気分はしませんでした。
どんどん人員も減り、仕事量も激務となり、A上司からの私への当たりもエスカレートしていきました。皆、大変な思いで仕事をしてましたが、繁忙期を迎えたころに私は退職しました。さらに激務になったA上司は今、何を思うのでしょうか。
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仕事は大変だと思いますが、1人では仕事はできません。そこに上司も部下も関係ないのではないかと思います。皆で協力して助け合いながら、仕事をする大切さを学びました。
著者:戸川さえ/40代女性・会社員
イラスト/きょこ
幼稚なトンデモ主任にドン引き

以前、私が保育園で働いていたときのことです。 そこは小さな規模の保育園で、職員もさほど多くなかったのですが、主任がなかなかクセのある人でした。彼女の機嫌を損ねると大変なことになると皆わかっていて、当たり障りなく関わっていました。ところが、その主任がどうしても気に入らない職員がいて、いつも標的にされていたのです。
子どもを保育する身でありながら、まるで子どもがするかのような嫌がらせをしたり、主任という立場を利用したりするような言動もありました。
職場の人間関係は本当に大事だと思います。辛抱しながら続けるのには限界があるし、まして給料に見合わないと苦痛でしかありません。もし自分が標的になっていたら、きっと即辞めていたと思います。
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どの職場にも言えることかもしれませんが、実際は入ってみないとその職場の人間関係はわからないもの。それでも、身を粉にしてまで続けられるか否かは、心身の健康のためにも早めに判断したいと思います。
著者:渡辺さきこ/40代女性・主婦
まとめ
3人の体験談では、困った人を変えることはできず、うまく距離感をとったり最終的に転職の道を選んだりしていました。他人の変化を望むよりも自分が変わるほうが解決につながるということなのかもしれません。「憎まれっ子世にはばかる」というのが現実なのか……。人間関係の難しさを考えさせられます。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※AI生成画像を使用しています
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