私が実家を出た理由
私が両親から距離を置くようになったのは、私が小学生のころから。両親は、妹が美人だというだけでいつも妹の見方をして、妹だけをかわいがりました。そのせいで妹はどんどん自信過剰になり、「お姉ちゃんより私のほうが似合うから」と、私の服やバッグ、彼氏までも奪っていったのです。
私は実家を出てから、両親と連絡を取っていませんでしたが、少し前に結婚の報告をしました。しかし、妹に夫を奪われるのではないかと思い、妹には黙っていてほしいとお願いしました。
妹からの連絡
するとある日、「商社マンと結婚なんてすごいじゃん! どうして教えてくれなかったの?」と、妹からメッセージが来ました。どうやら両親との電話を盗み聞きしていたようです。すると妹は、夫のSNSを見つけたと言いだしました。そして、自分の顔写真を添付したメッセージを送り、私の妹だとあいさつをしたようです。すると夫から、「若々しくて美しいですね。よろしくお願いします」と、返事があったとのこと。妹は、「お姉ちゃんのモノは全部私がもらうから」と言いました。そして、
「旦那さんも乗気なんだから文句ないよね?」
「わかった、送っとくわ!」
「え?」
私は「私のモノを、全部あんたにあげるよ」と言いました。
1週間後、妹から電話がかかってきました。「こんなガラクタ、要らないんだけど! どういうつもり?」と。夫の家に引っ越すことになった私は、要らなくなった家具や家電などの荷物を、すべて妹宛で実家に送りつけたのです。怒り狂う妹に、私はこう言いました。「私のモノを全部欲しいと言っていたからあげたよ。夫はモノではないからね。あと夫が、妹と名乗る女性から顔写真が送られてきたけど、全部消去したと、言っていたよ」と。
反省した両親と妹
それから妹は反省したようで、私に連絡をしてくることはありませんでした。そして、この1件を知った両親は、「小さいころから妹の味方をして悪かった」と、初めて私に頭を下げました。
過去は変えられませんが、両親から謝ってもらえたことで自分の気持ちがスッキリしました。これからは、妹ではなく私を選んでくれた夫と幸せな家庭を作りたいと思っています。
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見事な作戦で、妹をギャフンと言わせることができましたね。両親も反省したようで、スッキリした気持ちで新しい生活を迎えることができてよかったですね。
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