娘の幼稚園入園準備が始まり、そろそろ母との同居生活が終わろうとしていました。母は兄夫婦に貸していた自宅へ戻ることに。そして引っ越し当日、私も手伝うため母と一緒にマンションへ向かいました。
義姉の態度にあ然
玄関に出てきた兄と義姉に挨拶をするとあからさまに機嫌の悪い義姉。母の荷物を運ぶも「この部屋は使わないで!」と言いたい放題。兄が母の部屋は、ここでいいと言っても義姉は「私に逆らうつもり!?離婚されてもいいの!?」ときつく当たるのです。そんな義姉の態度に呆れた母は「ここは私の家なの。好きな部屋を使わせてもらう」と反論します。すると気の強い義姉と母のバトルが開始!その後も、義姉は母に向かって「勝手に台所に入らないでください」「食器とかお鍋も、勝手に使わないでくださいね!?」と言うのでした。
家を出ることを決意
その後も義姉はやりたい放題で母を困らせます。堪忍袋の緒が切れた母は「あんまり調子に乗っていると、追い出すからね!?」と怒鳴りつます。すると義姉が「あと何日かしたら、うちの両親がここに来て同居するので出て行ってください」というのです。兄は同居することを聞かされていなかったようでパニックになりあたふたし始めるのでした。嫌がらせは続き、ついに兄夫婦と縁を切り母は私の家に戻ってきたのでした。
マンションの管理会社から連絡が…
その1週間後、母のスマホに義姉から着信がありました。なんでも、マンションの管理会社から退去につて話があったというのです。母が兄の住むマンションへ行き話をつけてくるというので、心配になった私はついて行くことにしました。マンションへ着くと、そこには兄が購入したマンションなのになぜ売却できるのかと喚く義姉の姿が。母は「やっぱり、また嘘をついていたんだね…」と呟きます。その言葉に「どういうこと…」と焦り始める義姉。ここでマンションは母名義のものだと暴露します。兄は「自分の家を買えないような男は嫌だというから嘘をついてしまった」と白状するのでした。
そこへ義姉の両親が到着。もちろん、同居するつもりだったので古くなった持ち家は売却したと言います。 私は義姉の両親にこれまでの悪行を知ってもらうため、母に出て行けと言ったことを告げ口します。そして、母が出て行くということはつまり、マンションを売却するのはとうぜん。自業自得ですよね? と義姉の両親に問いかけます。すると義姉の両親はただひたすら謝るのでした。
尻に敷かれた兄の末路
その後、これまでの悪行に愛想を尽かした義姉の両親は義姉と絶縁状態のようです。兄は離婚をしたくないと言い張り義姉の言いなりに。母も呆れてしまい連絡をとっていないと言います。
このことをきっかけに、私は母と同居を再開しました。これからも母に助けてもらいながら仲良く生活をしていきたいと思います。