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「赤くなってる…?」マイホーム完成直後、息子に異変→手と膝が…医師からまさかの指摘。原因とは!?

私たち家族が住む地域は雪国で、冬の期間は1日の最高気温が氷点下を下回ることもよくあります。そんな私たちが、マイホームに選んだのは全館床暖房の家。「これで家中どこでも暖かくて、暖房器具がないので子どもの安全対策もばっちり!」と思っていたら……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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全館床暖房で寒さ対策はばっちり

マイホームを注文するとき、私と夫が一番に懸念していたのは、冬の寒さでした。

 

私たちが住んでいる地域は、冬は最高気温が氷点下を下回ることが当たり前。当時、長男が生まれたばかりだったので、冬でも暖かいことを重視して、機能性の高い全館床暖房のハウスメーカーで注文住宅を建てました。

 

火を使う暖房器具がないので、「これなら長男が動き回るようになっても、暖房器具でやけどをする心配がないな」と思っていました。

 

意外な落とし穴が…!?

私たちの注文したマイホームが無事に完成し、初めての冬を迎えました。そのころ長男は生後10カ月になり、主な移動手段はハイハイ。ベビーゲートなどは設置せず、家中を好きなようにハイハイで移動させていたある日、長男の両手の手のひらと両膝のあたりが赤くなっていることに気付いたのです。

 

数日様子を見ていましたが、だんだんと赤みが強くなっていったので皮膚科を受診することに。皮膚科医からは「低温やけどだと思うんだけど、家が床暖房じゃないかな」と言われました。「赤ちゃんは皮膚が薄いので、大人では何ともない温度でも、ハイハイで長時間床に接していることで、低温やけどを起こしてしまうことがある」とのことでした。

 

 

低温やけどに対しての軟膏が処方され、「長男がハイハイする主な範囲は、床暖房対応のマットやラグを敷いて対応するように」との指示あり、すぐに床暖房対応のジョイントマットを購入してリビングに敷き詰めました。幸い、長男の低温やけどはそれ以上にひどくならなかったのですが、「床暖房だからやけどの心配はない」という考えの間違いに、気付くことができました。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

著者:吉川みきな/30代女性・看護師。15歳女の子と5歳と1歳の男の子の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている

イラスト:ななぎ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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