「ねぇ…垂れてる！！」マリンスポーツ中に赤面事件！友人が青ざめたワケとは【生理の失敗】

 

社会人2年目となり、ようやく仕事に慣れ始めた私。休日にはよく同期と一緒に遊びに行っていました。同期は運動神経がとても良く、海や山といったアウトドアで遊ぶことが大好き。あるとき、そんな同期から「ボディボードに行かない？」と誘れたのです。

 

私は、ボディボードをやったことはありませんでしたが、同じ波乗りでもサーフィンと違って初心者でも簡単にできる、と同期に言われたので、その言葉を信じてチャレンジすることに。お互いにアウトドアスポーツが得意な友だちを誘い、男女6人でボディボードをする計画を立てました。

 

ところが、約束の日の数日前から、私は生理が始まってしまいました。タイミングの悪さにがっかり……。今さら予定を変えるわけにも、幹事の私が欠席するわけにもいきません。幸い、当日は経血量も少なかったので、タンポンをつければ経血が漏れる心配もないだろうと、ボディボードに参加しました。

 

初めてのボディボードを思いっきり楽しみ、お昼ごはんのタイミングになったので、私たちは海から上がることに。私は、お昼ごはんを買うため屋台に向かっていたのですが、突然、青ざめた同期がバスタオルを持って後ろから走ってきたのです。

 

彼女は私の腰にバスタオルを巻きつけ、「危ない危ない！ ちょっと垂れてるよ！」と言いました。「まさか……」と恐る恐る足元を見ると、彼女の言う通り経血が足を伝っていたのです！ 慌ててトイレへ向かい確認すると、タンポンから経血が漏れてしまっていました。どうやらタンポンを使い慣れていなかったため、うまく挿入ができていなかったようでした。

 

 

その後、泣く泣く私はボディボードをあきらめ、みんなが楽しんでいるのを眺めていました。もし、あのまま経血漏れに気づかず過ごしていたら、きっと恥ずかしいことになっていたと思うので、教えてくれた同期には感謝の気持ちでいっぱいです。生理のときに無茶をしたらダメだなと実感しました。

 

※タンポンの過度な長時間使用はトキシックショック症候群（急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状）を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。

 

著者／新山朱里
監修／助産師 松田玲子