このような状況が、私たち姉妹の関係に小さな溝を作ってしまっていました。
競争心がエスカレート
時が経つにつれ、妹の競争心はさらに強まっていきました。学校のテストや部活動では、まるで私と競い合うかのようになり、私のほうが成績が良いと拗ねてしまうこともしばしば。
さらに高校生のころには、私の彼氏まで奪われたこともありました。これらの出来事が、私たちの関係をより一層複雑にしてしまったのです。
不安な予感が
社会人になったあと、妹と会うのは年に数回ほどになりました。妹は大人になってもろくに働かず実家で自由な生活を送り、両親も呆れています。
私が実家に帰っていたある日、両親と彼氏の話をしているところに妹が帰宅しました。どうやらこのとき、彼が社長の息子だと聞こえていたようです。
数カ月後、妹から「お姉ちゃんの婚約者、もらっちゃうね♡」と電話がかかってきました。
私はそんな妹に、「婚約者なんていないけど」と伝えました。
意外な展開
実は、私は昔から彼のお金の使い方に悩んでいました。あとから彼が多額の借金を抱えていることが発覚し、お金を無心するように。そんなわけで、私は彼との関係を終わらせました。何も知らない妹は、社長の息子である彼との未来にわくわくしている様子でした。
数カ月後、妹から連絡がありました。結婚後にようやく彼の借金問題に気づき、実際には会社を継ぐのが彼ではないという事実を知ったとのこと。「どうして教えてくれなかったの!?」と怒っていましたが、彼を選んだのは彼女自身です。私は静かに電話を切りました。
人のものが羨ましいからといって、なんでも横取りするのは言語道断。妹も自分の幸せを自分で見つけ、自分の足で歩いて行ってほしいものです。
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