年々、夜型のベビーが増えているといわれています。パパやママの生活リズムに、赤ちゃんが巻き込まれていることも原因のひとつだと思いました。「寝る子は育つ」と言われるほど、睡眠は人間にとって大切な時間です。今回は、赤ちゃんの寝つきをよくするために実践したいポイントをご紹介します。
夜型ベビーが増えている!?
生後6カ月の赤ちゃんが夜型生活になって悩んでいる友人がいました。夫の帰宅が遅く、就寝時間は午前0時をまわるのが当たり前。家族全体の生活は夜型になってしまい、赤ちゃんも巻き添えになっていると言っていました。
大人の生活に赤ちゃんを巻き込んでしまうケースは少なくないと思います。赤ちゃんの寝つきをよくするため、環境づくりを見直す必要があると感じました。
赤ちゃんの寝つきをよくするために
日中赤ちゃんと一緒にいる場合、できるだけ散歩へ出かけるなど外遊びを心がけたいですね。大人でも、日中に太陽の光を浴びると、自然と夜眠たくなるものです。赤ちゃんも同じだと思います。紫外線対策をして外へ出かけましょう。
日中、赤ちゃんが保育園にいる場合は、夜、眠りにつきやすい環境を整えることが大切だと思います。間接照明にしたり添い寝をするなど、寝かしつけの「型」をつくってみましょう。
できることなら家族みんなで早寝早起き
状況によって難しい場合もありますが、個人的にいちばん効果的だと感じているのが「赤ちゃんの生活リズムに合わせる」ことです。わが家の場合、寝かしつけは添い寝。知らぬうちに自分も眠ってしまうことが多々ありました。ママが隣で眠っていると、赤ちゃんも安心して眠りにつきやすいことも。
家族全体が夜型で、子どもだけ寝かそうと思ってもうまくいかないものです。できることなら家族みんなで早寝・早起きを実践したいですね。
大人にも言えることですが、睡眠不足や夜更かしは体調を崩す原因にもなります。幼いころからの生活習慣づくりを大切にしたいですね。夜型ベビーをすぐに改善するのは難しいかもしれませんが、毎日の積み重ねがいい結果に結びつくと思います。(TEXT:ママライター田中由惟)