どうしてこんなことに!?
そんななか、当時の夫の実家でBBQするからとお誘いがあり、私は仕事が入っていたので荷物を一式用意して、夫に娘2人を預けました。
仕事の休憩中、夫や義母から娘たちの写真が送られてきて安心していました。私が仕事から帰宅するとまだ帰ってきておらず、久々に束の間のひとり時間を満喫していました。
少し遅れて家の扉が開いたかと思うと、夫が抱えている生後3カ月の娘の顔に痛々しい大きな擦り傷がありました。どうしたのか聞くと、目を離した隙にソファに寝かせていた娘が落ちてしまったと言うのです。どうしてちゃんと見てなかったのかと問い詰めると、夫がトイレへ行くため義母に預け、戻ってきたらけがしていたとのこと。
束の間のひとり時間だと思っていた日が、預けたことを後悔する日になってしまいました。
◇ ◇ ◇
生まれたばかりの子どもをちゃんと見ていなかったことも腹立たしいですが、日中連絡を取り合っていたにもかかわらず、けがのことは一切伝えてくれなかったことも頭にきました。このことがあってから、私抜きでは2度と実家へは行かせませんでした。
※生後3カ月の赤ちゃんはまだ寝返りもできないので大丈夫と思う人も多いと思います。しかし、寝返りができなくても手足はバタバタと動かせるので、元居た場所からずれ動くということがあります。椅子やソファなど段差のあるところに寝かせないようにしましょう。
著者:岸田洋子/30代女性・主婦。年子3姉妹(1歳、2歳、4歳)のシングルマザー。1年かけて離婚し、夫からのストレスから解放されました。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています