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「怖くて言えなかったんだけど、あのとき実は…」娘が小さいころ砂場を嫌がったのは…ぞっとする衝撃の理由だった…!

当時3歳だった娘は、公園の砂場を嫌がり、砂場以外の場所で遊んでいました。どうして嫌なのかを聞いても「いや」としか言わない娘。「砂の感触や、靴に砂が入るのが嫌なのかな?」と思い、そのときは深く気にしていませんでした……。

数年後、まさかの理由がわかり、私は恐怖でぞっとしてしまいました――。

広い砂場で遊ぶのを頑なに拒否する娘

娘が3歳だったときのことです。私の実家のすぐ近くに公園があり、そこには広い砂場がありました。

 

ある日、お砂場セットを持って娘とその公園に行くと、娘は砂場に一向に入ろうとしません。私が「お砂場で遊ぼう」と誘っても、娘は「いや!」と拒否。私は「前に来たときも、こんなに嫌がってたかなぁ……。砂の感触が嫌なのかな?」と深く気にせず、別の遊具で遊び、その日は家に帰りました。

 

 

翌日保育園に登園したとき、担任の先生に砂場での出来事を話すと、「保育園では、いつもお砂場遊び楽しんでいますよ」とのこと。次に実家に行ったときにも実家近くの公園に行き、「ここのお砂場で遊んでみない? 広いからお城も作れるよ」と私から誘ってみましたが、娘は頑なに「いや!」。理由を聞いても「いや」としか言わず、あまりに嫌がるので、それ以降は砂場に誘うことをやめました。

恐怖でぞっとした娘の話

数年後、公園の遊具は一新されて砂場はなくなってしまいました。そのことを娘に伝えると……。

 

 

「よかったー。あの公園の砂場、いつも帽子かぶったおじさんが木の近くにひとりで座ってて、怖かったんだよね。ママには見えてないようだったから、口に出すのも怖くて言えなかったの」と言ったのです。

 

当時、その公園に男の人がいた記憶はなく、子連れのママばかりだった印象でした。娘にだけ、そのおじさんが見えていたのかもしれない、と思うとぞっとしました。

 

 

娘が頑なに公園の砂場を拒否していた理由が、数年たってやっとわかりました……。私はすっきりした気持ちもあるものの、それよりも私には見えないものが娘にだけ見えていた、ということが怖いと感じた出来事でした。

著者:吉川 みきな/平成20年生まれの女の子と平成30年生まれ、令和4年生まれの男の子の年の差きょうだいを育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。

イラスト:きりぷち

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)

 

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