日帰りのはずが…義実家にお泊まり!?
結婚して間もないころ、夫の実家へ日帰りで遊びに行きました。義母や義弟たちと話しているうちに夕方になり、そろそろ帰ろうとしたら……窓の外は大雪! 交通機関が混乱していて、すぐには帰れそうもありません。
すると、義母が「泊まっていけばいいじゃない」と提案してきました。夫はあっさりOKしましたが、私の胸中は複雑です。着替えやメイク道具がないですし、やはり義実家で過ごすのはまだ気詰まりします。しかし、天気が相手では為す術なく……。しぶしぶ了承すると、義母は爆弾発言を私に投げつけてきました。
「あなたは私の部屋で寝るのよ」と。
デリケートなことをグイグイ聞いてくる義母
理由を尋ねたら、義母は「うちには未成年の男の子が2人いるの。若い夫婦が一緒に寝るというのは……ねぇ」と、意味深に返答。「いくらなんでも義実家でするわけないでしょう」と言えるほどの関係でもなく、私は義母の言葉に「ははは……」と乾いた笑いで答えるしかありません。
ちなみに、義母の部屋はお世辞にも広いとは言えず、なんとか布団を並べて敷ける程度。パジャマを貸してもらい、できるだけ距離をとって床に就きましたが、そう簡単に義母は寝かせてくれませんでした。
なんと、今度は夫との営みについて根掘り葉掘り聞いてくるのです!「早く孫の顔が見たいから」とは言いますが、デリケートな話題をこんなにも無配慮に聞かれるなんて……と衝撃でした。
結局、電気を消しても義母の気配とイビキに邪魔され、朝まで一睡もできませんでした。
義理といえど、嫁姑は親子の関係。だから「お互いに遠慮はいらない」と考える人も、中にはいるかもしれません。しかし、夫婦の夜の関係はとてもデリケートな話題なので、できれば深入りしてほしくなかったです。その後、義母とはほどよく距離を置いて接するようにしています。
著者/谷原玲子
作画/ちゃこ
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