義母からの突然のお願いに困惑
ある年、「クリスマスは、ここから頼んでくれない? お金は出すから」と、夫を通じて義母からお願いがあり、カタログを渡されました。その会社は全国規模のスイーツのお店で、義母の親戚のお子さんが勤めているそうです。
カタログを見る限り、おいしそうではあるけれど……お金は出してくれるとは言っても、クリスマスケーキをケーキ屋さんで選ぶことを楽しみしていた私は、残念な気持ちになりました。
また今年も?
結局、その年は義母の言う通り注文し、お金も払ってもらいました。しかし、その翌年。また義母から当然のようにクリスマスケーキの注文のお願いがありました。しかも今年は、夫が「お金はわが家で支払う」と言っていたのです。私は「クリスマスケーキくらいいいかな」と思う気持ちと「毎年頼まれるのは負担」という気持ちで葛藤していました。
転勤族だからこそ今年は我慢!
すると夫が「義母からクリスマスケーキを頼まれるのは、ここに住んでいるときだけだからね」と言うのです。わが家は転勤族で、今の地域は以前住んでいたところほどケーキ屋が多くなく、クリスマスケーキのイベントもそこまで盛大にはありません。
なので、今だけは義母からのケーキ注文依頼を受けるということにし、「もし、次に引っ越した場所に有名なケーキ屋さんがたくさんあったらそっちで注文するよ」と夫に念押しして私たちは話し合いを終えました。
ケーキ選びの楽しみは、家族の誕生日でまかなうことにしました。 いろいろ考えた結果、義母とうまく付き合っていくためには、自分の気持ちも大切にしないといけないと感じています。クリスマスケーキのお願いも毎年続くのではなく、期限を決めれば我慢できそうです。義母とは今後もコミュニケーションを取りながら良い関係を築けたらいいなと思います。
著者:都 うめこ/30代女性・主婦。2017年生まれの男の子、2019年生まれの女の子を育てるママ。転勤族の夫に帯同しながら、ライターとして公園レポートや子育てのエピソードを執筆している。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)
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