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医師「痩せましょう」⇒予想以上に増えた体重。食生活を振り返って反省したことは【体験談】

私は食に関することが好きで、よく作ってはよく食べていました。家で仕事をしているため、休憩時間にはキッチンに立つこともあります。いつでも手を伸ばせば食べ物が手に入る環境で、気付けば体重が増えていたのです。そんな私が改めて自分の食生活を見直した体験談を紹介します。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
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食事の量を気にせず食べていた

フルリモートで勤務しており、残業がある日でも1日3食の食事の時間はほぼ決まっていました。そのため、おなかが空いていなくてもいつもの食事の時間が来れば、食事をとっていたのです。そして、食事の量もいつも決まった量を食べており、その量は20代や30代のころと同じでした。とにかく、食事をとることしか頭にはなく、1食あたりの分量や食事の時間についてまったく考えていませんでした。

 

仕事と家事が中心の生活で食事を楽しんでいたものの、自分に対して健康面での配慮に欠けた生活をしていたと、今振り返ると思います。栄養面では配慮してはいても、食事の量は多かったように感じます。おなかいっぱいになるまで食べて、おやつも口にしていたので少し食べ過ぎていたと自分でも思うのです。食べる必要のないときでも口にしていたことは、太る原因につながったとも考えています。

 

友人との会話で気付いた食事の量

シリアルのイメージ

 

友人と話をしていたときに、食事の話題となり、どれくらい作ったり買い物したりしているかという話題になりました。友人とは同じ家族構成で、子どもの年齢もほぼ同じなので環境が似ているのでとても興味がありました。

 

そんな友人の「食べ物って、そんなに買わなくても意外と平気だね。今までたくさん買って作り過ぎていたことに気付いたんだよね。家族に栄養のある食事はとってほしいけど、そんなに気張らなくても良いのかなって」という言葉に衝撃を受けました。振り返ると、「私は不必要なものまで買っているのではないか」「また購入する量も適切ではないのか」など、友人の言葉からさまざまなことが思い起こされたのです。

 

私は買い物するときに、値段ばかり気にして少しでもお得なものを選んでいました。例えば3パックで1,000円など、3パックは必要のない量であってもお得だからと買ってしまうのです。家に帰ると買い過ぎたかなと思うこともしばしばあります。

 

それから、買い物したものは捨てるのがもったいないので、なるべく調理するよう心がけていました。料理が好きなので作ることは苦にならず、作り過ぎてしまうこともあります。適量を把握できていないため、買い過ぎたり作り過ぎている自分に気付いたのです。まさに、友人の言葉にハッとさせられたわけです。このときはまだ体重を計っていなかったので、どれくらい増えたかはわかっていませんでした。

 

 

健康診断の結果から見つめ直すことに

健康診断のイメージ

 

買い過ぎと作り過ぎであることに気付いたのですが、健康診断の結果を見てさらに追い打ちをかけるように衝撃を受けました。なんと、体重が予想以上に増えていて、医師からは「痩せましょう」と言われたのです。

 

まさかここまで太るとは思っておらず、自分の健康に対して無頓着であったことを痛感しました。好きなものを好きなだけ食べていたら太るのは当たり前です。鏡を見ても見て見ぬふりをしていたことも否めません。健康診断の結果を受けて、医師に勧められた食生活の改善と運動をしっかりとできるよう心に決めたのです。

 

買い過ぎと作り過ぎをやめて、適量を把握するために食事指導を受けました。年齢が上がれば基礎代謝も下がるので、1食に必要なエネルギー量も変わるとのこと。買い過ぎと作り過ぎのほかに、食事内容の見直しも必要であると思います。

 

まとめ

友人との会話で自分の食に対する意識が足りないことを知り、適量というものを改めて思い知りました。そして、健康診断の結果から食生活の改善を試み、食事のカロリーと栄養バランスを考えていこうと思っています。

 

忙しいと忘れがちですが、健康のためにも適量と食事内容の見直しをなるべく意識するようにこれからもしていきます。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

イラスト/村澤綾香

 

 

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著者:Y.N.

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