まずは手軽なウォーキングを楽しむ
年を重ねてから、張り切って激しい運動を始めるのは危険です。若いころに比べて体重が増え、筋力は衰えているのにいきなりランニングをすると、膝や腰・足首などを痛める可能性が高くなると考え、まずは運動強度の低いウォーキングから始めてみました。
最初から長時間歩いても長続きしないと思い、できる範囲で近所を歩くことから始めました。車で走っていたときには気づけなかったような街並みや、お店の雰囲気までわかり、違った楽しさに気づきました。
近所を歩くだけでも運動をしている実感があり、とても気分が良いです。ウォーキングの後のお風呂は気持ちよく、生きていることを実感できる瞬間です。
より遠くへ行ける実感
慣れてきたら時間や距離を少しずつ延ばし、記録を更新するのも楽しいです。ウォーキングを始めたときと比べて、ラクに遠くまで行けている実感もあり、テンションを上げてくれます。
ウォーキングには基本的にあまりお金がかかりません。ただ、地面からの衝撃を吸収してくれるシューズは、少し良いものを選んで履いています。軽くてクッション性の高いスニーカーなら、ウォーキングのお供にぴったりです。
自転車にも挑戦
以前から興味のあったスポーツバイク(自転車)にも挑戦しました。手ごろな金額のものを購入し、出かけて楽しんでいます。ウォーキングと比較すると、圧倒的に遠くまで行けるので、達成感があります。車道を走ることも多いので、安全には細心の注意を払います。ヘルメットは当然かぶっていて、夕方は前後のライトをつけて走っています。車を運転するドライバーや歩行者にもできるだけわかりやすいように、明るい色の服を着たり、反射材を使ったアパレルも身に付けたりしています。
けがをしたスポーツ選手が、リハビリによく自転車を使うという話を聞き、納得しました。自転車は、体への負担が少ないからです。けがのリスクを抑えて、全身運動ができる自転車は、シニアの運動にも向いていると感じました。
これまで、その日の気分でウォーキングか自転車かを選び、気持ちよく運動ができています。無駄な脂肪が減り、体が軽く強くなっていく実感があります。
まとめ
ウォーキングや自転車は手軽で、無理のない範囲でできる運動です。運動中や運動後は気分が良く、心地よい疲労感が得られます。最初から張り切って無理な運動をするのではなく、できる範囲で始めるのがコツだと感じています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
文/軽い運動好き次郎
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