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突然、左胸に激痛が走ってもん絶!乳腺外科で検査したらまさかの結果が!【体験談】

更年期が近づいてきた42歳のとき、着替え中に突然左胸に激痛が走りました。左胸の乳首の辺りに触れたときに激痛が走るようで、原因を調べるために乳腺外科で検査しました。そのときのことをお話ししたいと思います。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
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着替え中、急に左胸に激痛が!

42歳のある日の朝のことでした。いつものように仕事に行くため服を着ようとしたところ、急に左胸に激痛が走りました。あまりの痛さにしばらくの間、もん絶。左腕が乳首の辺りに触れたときに痛みが走ったようですが、具体的にどこに触れたときに痛みが出たのかハッキリわからず、後から指で押さえてみても痛みませんでした。その日はなるべく胸に触れないようにゆっくりと服を着て、そのまま会社に行きました。

 

しかしそれからというもの、服を着るときなど、無意識に左胸の乳首の辺りに触れると必ず激痛が走るようになりました。一度痛みが出ると治まるまでの間は、何もできなくなるくらいの激痛でした。心配で、しこりがないかどうか両胸をゆっくり押さえてみたところ、特にしこりのようなものはありませんでした。病院で診てもらったほうが良いと思った私は、すぐにネットで調べた乳腺外科を予約し、受診することにしました。

 

マンモとエコー検査で驚きの結果が

マンモグラフィーイメージ

 

病院で医師に症状を説明し、次回マンモグラフィーとエコーの検査をすることに。2週間後に予約し、検査日を待ちました。

 

検査の朝、病院に行き、検査着に着替えました。少し待ってからマンモグラフィーの検査へ。マンモグラフィーは初体験でしたが、痛いと聞いたことがあったので少し緊張しながら検査室へ入りました。相変わらず左胸はうっかり乳首の辺りに触れると激痛という状態でした。

 

検査は片胸ずつおこないました。胸をつぶされるためすごく痛いかと思えば、自分の腕が左胸に触れたときの痛みのほうがひどく、そこまで痛くありませんでした。その後、エコー検査へ。看護師さんが念入りに調べてくれました。左右両方の胸を検査してもらったのですが、不思議なことに痛みのない右胸を念入りに調べています。かなり長い間調べていたので少し心配になりました。

 

検査後、医師から診断結果を聞きました。激痛がある左胸は何もなく、痛みは更年期に見られる乳腺症でしょうとのこと。安心したのもつかの間、エコー検査の結果、「右胸に何か気になるものがある」と言われ、とても驚きました。痛みのない右胸に異形成に見える細胞があるそうです。多分問題はないとは思いますが、念のため生体検査(患部の一部を針やメスなどで採取し、顕微鏡などで拡大して調べる検査のこと)をしましょうと言われ、また検査の予約をすることになりました。

 

 

まさかの生体検査へ、その結果は…

検査結果イメージ

 

前回の検査から3週間後だったと思います。左胸には相変わらず激痛が走っていましたが、今回は右胸の生体検査です。上半身の服を脱いで検査台に横たわり、看護師が念入りにエコーで検査部位を確認しました。その後医師が来て、世間話をしながら麻酔を打ちました。話をしてなごませてくれたので緊張していた心がほぐれ、痛みもなく生体検査は終わりました。

 

病理診断が出るのは約5日から7日後だそうで、「結果が出る日以降に、電話でご連絡ください」と言われました。結果がわかってから、検査結果の説明のための予約を取るということです。

 

検査結果がわかる日、少し緊張しながら電話をしました。生検検査の結果、特に問題はないということでひと安心。次の予約をし、後日医師から詳しい説明を聞きました。右乳線腫瘤(みぎにゅうせんしゅりょう)で良性。「正常組織とは違う何らかの塊のようですが、問題ありません。今後も定期的に見せてください」と言われ、今回の受診は終了しました。

 

まとめ

気になる左胸の激痛は数カ月でなくなりましたが、更年期の年齢に近くなってきたことを実感しました。40歳を過ぎてからは今まで起こらなかったようなことが体に起きるようになってきた気がします。左胸の激痛で受診したのに、まさか右胸のほうの生体検査になるとは思いもしませんでした。

 

マンモグラフィーもエコーも胸に関する検査はしたことがなかったのですが、40歳を過ぎたら定期的に検査をすることは大切だと感じました。日ごろは自分で胸の触診をしてしこりがないか調べるとともに、これからは定期的に検査に行こうと思います。今後は、体に何か変化があれば見逃さないようにしたいです。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

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著者:葉月

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