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倒産寸前の義実家を救ったのに…義母&義兄「あんたはもう必要ないわ」⇒ 望み通り出て行った結果

私は出版社勤務の35歳。高校の同級生と結婚し、新婚生活を満喫していました。そんなある日、義母から電話が。なんと、義実家の老舗旅館が経営不振に陥っているという話で……。

 

夫の実家は老舗旅館

夫の実家は老舗旅館で、現在は義母と義兄が経営に携わっています。夫は実家の旅館ではなく、別の旅館に勤務していたのですが……。

 

ある日義母から「実は、うちの旅館が倒産寸前になっているの……」という連絡を受けた私。義母は私のことをキャリアウーマンだと見込んで、旅館の立て直しをしてほしいのだとか。

 

なぜ息子に連絡しないのか不思議に思ったものの、後妻である義母にとって先妻の子どもに頼ることはしたくないのだろうと結論付けました。

 

私は勤めていた出版社を退職し、義実家をサポートしに行くことになったのです。

 

活気が再来!

私は、旅館の料理長や仲居さんたちとコミュニケーションを取り、まずは信頼関係を構築。SNSを通じて地元の人たちとも積極的に関わりました。そして、出版社時代の人脈を使って多くの雑誌でこの旅館を取り上げてもらうことにも成功!

 

2年という歳月をかけ、倒産寸前だった旅館に活気が戻ってきました。さらにその1年後には海外からも宿泊客がやって来るほどに大繁盛したのです。

 

しかし、実家が倒産しなくてよかったと思ったのもつかの間。私は義母と義兄から「お疲れ様! あなたもう必要ないわ」と言われたのです。

 

しかも昔から勤めているベテランの料理長や仲居たちを「給料ばかり高いからみんなクビ」と突然解雇したのです。

 

 

今後のお客様は!?

この旅館は翌日以降も予約でいっぱい。残った従業員だけでは対応しきれません。「不要」と言われた私ですが、お客様に迷惑をかける訳にはいかないと、夫の勤務先や近くの旅館に連絡し、予約客の受け入れを手配。さらに夫は、解雇された従業員の新しい勤務先まで探してくれたのです。

 

その後、私は言われた通り旅館を後に。もう何も関わるつもりはありませんでした。すると……。解雇騒ぎから2日して、義母と義兄が私たちの家に押しかけてきました。「私たちが悪かった! お願い、助けて!」と半泣き。どうやら、義母たちは人手不足を人材派遣会社の人員でおこなっていたらしく、これまでのおもてなしは一切できなかったのだとか。

 

その後、旅館は倒産。従業員たちの給与や旅館の解体費用など、義母と義兄は多くの借金を抱えることになったそうです。

 

一方、夫は今働いている旅館を継ぐことになりました。 私も女将を務めてほしいと頼まれ、2人で今日も最高のサービスをご提供しています。

 

--------------

義母と義兄の暴走により倒産してしまった義実家。お客様や昔からのスタッフを大事にせず安易に人件費カットをするのはもってのほか。老舗旅館がなくなるのは残念ですが、今後は女将として継いだ旅館で頑張ってもらいたいですね。

 

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