衝撃の診察結果
かかりつけの医師が娘の鼻の中を詳しく診察してくれたのですが、「なんだこれ……?」と不思議そうな顔をしたのです。
「鼻に何か詰まっていますね」と言った先生が、娘の鼻の中から取り出したのは黒い小石。「なんで石が!?」と先生と2人で驚きました。
娘朝に近所の子どもたちと自宅前で遊んでいたので、おそらくそのときに自分で鼻に小石を入れたのでしょう。痛がる様子すらなかったので、まったく気づきませんでした……。
先生によると、「耳や鼻にビーズやおもちゃを入れてしまう子もいるんですよ」ということでした。娘にもしっかりと「耳や鼻に物を入れてはいけない」と繰り返し伝えてくれたので、それ以来娘は異物を鼻に入れることはありませんでした。
上の息子のときにはこのようなことはなかったため、私も油断していたのかもしれません。あらためて、小さな子どもから目を離してはいけないと思った出来事でした。
イラスト/きりぷち
著者:宗方香織
13歳の息子、10歳の娘を育てる母。趣味は海外ドラマや映画を観ること。