今夜は満月。家族みんなでお月見を楽しむのもいいですね。みなさんは「月の満ち欠けが出産に関係する」という話を耳にしたことはありませんか?
予定日を超過しても生まれてくる気配がまったくなかったわが家の第一子も、満月の日に生まれたひとり。予定日を超過してやきもきしている私を見て、義母が「明後日が満月だから、そのころに生まれるんじゃないかしら」とひと言。まさかと思いつつも、本当に満月の日の出産となりました。今日は、改めて妊娠・出産の神秘を感じた、出産と月にまつわる話をご紹介します。
第一子と第二子の出産日は「満月」と「新月」
満月の日に第一子を出産した私ですが、第一子だけでなく第二子も月の満ち欠けとの関係を感じさせる出産日となりました。なんと第二子が誕生したのは「新月」の日だったのです。第二子も第一子と同じく、出産予定日ではない日の出産。第一子だけなら「偶然かも」とも思えましたが、2回続けて月の満ち欠けに関係する日の出産となり、さすがにおどろきました。
その後、まさかの産婦人科あげての大調査に発展!
第三子妊娠中の妊婦健診のときに、ふと第一子・第二子の出産時のことを思い出しました。そこで、これまでの私の出産が月の満ち欠けに関係しているように感じたと話してみると、助産師さんは「それはあるかも」という反応。一方、先生は「科学的根拠はないけど、おもしろいから統計をとってみようかな」。私の何気ない雑談が、まさかの産婦人科あげての大調査につながったのです。
その産婦人科でもまさかの結果が
その後、その産婦人科で出産日の月の満ち欠けを記録。すると、なんと「新月」と「満月」の出産が多いことがわかったそうです。先生もおどろいて、学術論文なども調べてくれましたが、やはり医学的根拠はないとのことでした。
そんなできごともあって、第三子も満月や新月の日に誕生するとばかり思い、カレンダーを眺めてワクワクしていましたが、なんと満月でも新月でもない日に出産。出産後、産婦人科の先生と一緒に笑ったことを覚えています。
妊娠や出産を機に、不思議な体験をする人もいるかと思います。私もこのできごとを通じ、改めて妊娠・出産の神秘を感じました。今でも月を見るたびに私の出産時の思い出がよみがえってきます。(TEXT:ママライター東慶子)