赤ちゃんをかわいがる余裕がない! と思うほど、育児に追われるママも少なくないと思います。実際に私もそうでした。最初に直面した壁が、夜泣きです。そもそも赤ちゃんはどうして夜泣きをするのか考え、試行錯誤した私の体験談をお伝えします。
睡眠リズムが定着していないから?
わが子の場合、生後6カ月ごろになっても睡眠リズムが整っていませんでした。夜中に突然起きて泣き始めることも増え、泣く理由が分からない夜泣きに悩まされていました。
育児本などを読むと、夜泣きの原因ははっきり解明されていないとありますが、睡眠リズムが不安定であることも夜泣きの理由なのではないかと感じました。きっと夜泣きは眠るための練習期間なのかもしれません。
音に敏感で夜泣きに発展?
音に敏感な赤ちゃんはいませんか? 私には2人の子どもがいますが、上の子はとにかく音に敏感でした。ドアを閉める音、鍵を開ける音でさえ敏感に反応してしまうのです。せっかく眠ったと思ったのに、音に驚いて泣き始めることが多々ありました。一度泣き始めると、なかなかおさまらないのです。
赤ちゃんによっては、音に敏感であることも夜泣きの理由かもしれないと感じました。1歳ごろまでは寝かしつけることが大変でしたが、できるだけ音を立てないように工夫しました。
夜泣きに対する考え方を変えてみる
夜泣きは、はっきりとした理由がわからないため、なかなか解決口が見つかりません。どうしようもならないとき、無性にイライラしてしまうこともありました。
そこで私は「どうして泣くの?」ではなく、「この時期の夜泣きは仕方がない」と考え方を変えてみることにしました。わかってはいたことですが、「気長に付き合おう」と改めて心に決めると、気持ちが楽になりました。また、時には夫や家族に寝かしつけを任せてゆっくり眠ったこともあります。自分ひとりで頑張りすぎないことも必要だと感じました。
「見たことのない動物を見た」など、刺激的な一日を過ごした日に夜泣きをすることも。日中に体験した記憶がよみがえるのかもしれませんね。親だけではなく、子ども自身も大変なんだ……と感じています。わが子の夜泣きに悩んでいる方は、気負い過ぎず、気長に向き合っていけるといいですね。(TEXT:ママライター田中由惟)